18年間納屋に眠っていた1969年製ポルシェ「912」を発見!

先日、40年間日本の倉庫に眠っていたフェラーリ「デイトナ」についての記事を配信させていただきましたが、今回は20年間納屋に眠っていたポルシェ「912」のお話です。

1969年製ポルシェ「912」

こちらは1969年製のポルシェ「912」になります。見ての通り、車体は汚れに汚れまくっていますね。これはオレゴン州のとある納屋に18年間保管され、最近になって発見された車両になります。

基本的には「911」と同じ車両

ポルシェ「912」は、ポルシェが1965年4月に発売した2+2人乗り、リアエンジンレイアウトのスポーツカーになります。ポルシェのロワーレンジを受け持つモデルでしたが、エンジンが4気筒で、内装などが簡略化されている他は基本的に同時期に販売されていたポルシェ911」とほとんど同じ車両です。1969年まで製造されていたので、発見された車両はまさに最終型ということになりますね。

3年半かけてレストア

写真はレストア後の車両になります。3年半もの長い期間に渡って外装、内装ともに刷新され、新車当時の輝きを取り戻していますね。

前オーナーは1970年代初頭にこの車両を購入し、Porsche Club of Americaの会員として積極的に活動に参加していたそうです。1980年にはポートランド・ポルシェ・パレードに参加し、1999年までは定期的に車を運転し、以降は納屋に仕舞われていたというわけですね。

ボディはオリジナル通り、アイリッシュグリーンへとリペイントされています。ナットとボルトの大部分は刷新され、ゴム製のシールも全て交換。アルミラックが屋根に取り付けられています。

15×5.5インチのスチールクローム・ハブキャップを装備したホイールにファルケンZiexタイヤを履いています。

1,582ccのフラット4プッシュロッドエンジンはバランス調整され、新しいピストン、シリンダー、バルブ、スプリングが取り付けられています。ヘッドは機械加工されています。

インテリアはアウトバーンインテリアズのトニー・ガルシアによって完全に改装されました。タン革、スコットランドのタータンチェック、角型織物のカーペットがあしらわれています。

革で覆われたステアリングホイールは再仕上げされ、VDOゲージはすべてシアトルスピードメーターで復元されました。走行距離計は36,501マイルを示していますが、これは正確な数値ではないと考えられています。

こちらの「912」は、オリジナルのオーナーズマニュアル、予備品、ジャック、ツールキット、修理記録などが付属されるそうです。

シャーシナンバーとエンジンナンバーも一致した、来歴の明らかなフルレストア車両。こちらはオークションに出展されるとのことですが、一体、いくらで落札されるのか。高くあって欲しいような気もしますが、願わくば庶民でも夢見れる現実的な金額であって欲しい気もしますよね。

参考-HiConsumption1969porsche912
センカクダイバー

センカクダイバー

悲運の元パチンコ・パチスロライター。ベスパ歴27年、ミニクーパー歴2年のモッズ系猛禽類。旧車を好むクセに機械イジりや整備はサッパリというご都合主義者。