まるでスペースシップ!フォルクスワーゲン・ホバークラフト「Aqua」の近未来感がスゴイ!

あのフォルクスワーゲンが、水上を滑走するホバークラフトのコンセプトマシンを発表。しかも、そのデザインがかなりカッコイイ。映画『スターウォーズ』のようなSF映画に出てくる、スペースシップのようなスタイルなのだ!

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その名は「Aqua」。トヨタのコンパクト・ハイブリッドカーと同名だ。デザインしたのは、中国の21歳、若きデザイナーのユアン・チャン(Yuhan Zhang)さん。成都市にある西華大学を卒業したばかりのユアンさんは、フォルクスワーゲンが主催する「中国のオフロード車」というカーデザインコンテストで注目を浴び、そのデザインが今回正式にフォルクスワーゲンのコンセプトマシンとして発表されたわけだ。

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なぜホバークラフトなのか? 中国のオフロードには、沼や川、湿地帯に沿岸地帯などもたくさんあり、それらを走るにはホバークラフトが最適なのだとか。さすが広大な国だけに、アウトドアの多様性はハンパじゃない!

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後部4つのファンで進む

では、どうやって走るのか?

まずは、車体を浮かせる。車体下部にある合成ゴム製の”スカート”と機体の間へメインファンで送風、できた空気だまりと噴出する空気によりボディが浮く。浮けば、進んだり曲がるだけ。これは、後部に4つある小型ファンで制御する。停止時は、両サイドのファンが格納されることで、ホイールのように見える工夫もなされている。

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動力は水素を燃料とする燃料電池を採用。この辺りは、例の“燃費偽装問題”があったこともあり、かなり環境に考慮。エコなイメージを押し出している。

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エクステリアは、できるだけつなぎ目をなくしたシームレスな仕様。ボディサイドにドアはなく、乗り降りは後部にある円筒形のハッチで行う。
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また、インテリアは、2人分のシートにメーター類、ハンドルなどとシンプルなデザイン。流行のミニマリストデザインだ。

このホバークラフト、果たして商品化はあるのか?もし発売されてこのままのデザインだったら、ちょっと乗ってみたい。

平塚直樹

平塚直樹

バイクやクルマ系雑誌の編集を経て、フリーライターに。最近は、チャリから宇宙ロケットのネタまで幅広く執筆中。愛車は隼。最新テクノロジーと映画、猫好き。