“常識外れ”にスゴイ!今買える装甲車10台

先日の伊勢志摩サミット開催時は、外国の大統領やら首相など、各国トップクラスの要人たちが集まるとあって、いろんなところで警備が厳しかったですよね。東京都内でも、警察官が大挙巡回していて、筆者などは何もしていないのに、ついついキョドってしまいました。

そんな事はさておき、海外の政府要人や大企業の社長さんなどVIPの人たちが、武装したギャングや強盗などから身を守るために乗る装甲車。世界には、いろんなメーカーで様々なモデルを作っていますが、それらの中で特にスゴイ装甲車ベスト10は何か? アメリカのWEBサイトTHRILLISTが特集しているので、紹介してみましょう。

1:ヒューロンAPC by INKAS Armored

tl-horizontal_main

カナダのINKAS Armoredというメーカーが作った「ヒューロンAPC」というクルマです。最大出力305馬力を発揮する8.3Lディーゼルエンジンを搭載し、4WD採用で走破性も抜群。全長8,484×全幅2,565×全高3,099mmのボディは、頑丈そのもの。これは、もう要人が乗るというより軍隊向けじゃないの?って感じですけどね。

2:トヨタ・ランドクルーザー by Alpa Armouring

tl-horizontal_main-1

9mの至近距離からライフルで撃たれても、ビクともしないという「ランドクルーザー」をベースにした装甲車。要人向けなのでカスタムの詳細は明らかにされていませんが、きっとボディ補強や防弾ガラスなどはマストで入っているんでしょうね。作ったのは、ドイツの装甲車やリムジンを製作するAlpa Armouring社。4.5Lディーゼルエンジン仕様車は、無給油で600kmも走れるので、武装ギャングにクルマで追われても楽勝で逃げ切れるのだそうです。

3:メルセデスベンツ・GクラスAMG by Alpa Armouring

tl-horizontal_main-2

こちらも、ドイツのAlpa Armouring社が製作したクルマ。ドアやウインドウは、NATO軍などが採用する.357(38口径と同サイズ)のフルメタルジャケット弾を撃ち込まれても貫通しないという強者。軍隊でも勝てない! というのが売りです。

4:シボレー・サバーバン by INKAS Armored

Chevrolet Suburban

やはりカナダINKAS Armored社の作品。ハリソン・フォード主演の映画「今そこにある危機」で、CIAが乗る「サバーバン」が、武装ゲリラにロケットランチャーを打ち込まれボロボロになりながらも、逃げ切るシーンがあります。このクルマは、ハリウッドが作った架空のクルマではなく、本物の装甲車。実際に、シリアで化学兵器の査察官が使っているそうです。

5:メルセデスベンツ・S600 by INKAS Armored

tl-horizontal_main-3

ベンツのSクラスをベースにした装甲車。製作はINKAS Armored社。ゴージャスなV12気筒エンジンにも防弾装備が施されていて、もちろん爆弾などに耐えるボディなどの装備も完璧。しかも、室内には抜群の音質を誇るharman/kardonロジック7サラウンドシステムも採用。VIPはリアルな音楽や映像を楽しみながら、武装ギャングの襲撃から”逃げる”ことも可能です(よほど肝っ玉がすわっていないと無理でしょうけど)。

6:マイバッハ by Texas Armoring Corporation

tl-horizontal_main-4

超高級車マイバッハをベースに、アメリカのTexas Armoring Corporation社が作った装甲車。こちらも外観は普通ですが、「軍用ライフルを打ち込まれても大丈夫! ゆっくりとマティーニでも飲んで下さい」という頑丈さが売りです。

7:シボレー・カマロ by Texas Armoring Corporation

tl-horizontal_main-5

Texas Armoring Corporation社が製作した装甲仕様の「カマロ」。こちらの会社では、高級車や特殊車両ではなくても、自分の愛車を持ち込んで装甲車にカスタムしてくれるそうです。オプションで、映画など映像を車内で楽しめるスモークスクリーン仕様のガラスなども入れてくれます。ミニバンや軽カーでもOKなのでしょうかね?

8:装甲パレードカー by Texcalibur Armor

tl-horizontal_main-6

現金輸送車などを作っているアメリカ・テキサス州のTexcalibur Armor社が製作した、一風変わった装甲車。これはPopemobile(ポップモービル)と言って、キリスト教の偉い牧師さん(ローマ法王みたいな人)が、後部のせり上がった室内に乗り、人々の前でパレードなどをする時に使うクルマです。もちろん、ウィンドウなどは防弾仕様。写真のベンツじゃなくても、自分の愛車を持ち込めば作ってくれるそうです。

9:ナイトXV by Conquest Vehicles

tl-horizontal_main-7

またまたごっつい装甲車が登場。カナダのConquest Vehicles社が製作した「ナイトXV」です。前述のINKAS Armored社製「ヒューロンAPC」といい、カナダにはごっつい装甲車の需要が多いのですね。エンジンは6.8LのV10気筒を搭載、エコなバイオ燃料を使って走ります。メーカーでは、このクルマをSUVと呼んでいますが、どちらかと言えば見た目は”軍用車”ですよね。でも、カッコイイ!

10:いろんな装甲車をリース! by Diplomat Armored Rentals

tl-horizontal_main-8

最後は、様々な装甲車をリースで乗れるサービスを紹介します。アメリカのDiplomat Armored Rentals社は、トヨタ・カムリからポルシェ・カイエンに至るまで、様々なタイプの装甲車をリースしている会社です。オフィスも、アメリカのニューヨークやロサンゼルス、イギリスのロンドンなどの英米大都市をはじめ、メキシコやコロンビア、ブラジルなど南米、イラクやアフガニスタンなど中近東でもサービスを行っています。

装甲車って、そんなに身近なクルマだったんですね。日本でもやってくれないでしょうか。ちょっと興味ありです。

参考-The 10 Most Insane Armored Cars You Can Buy(THRILLIST)

平塚直樹

平塚直樹

バイクやクルマ系雑誌の編集を経て、フリーライターに。最近は、チャリから宇宙ロケットのネタまで幅広く執筆中。愛車は隼。最新テクノロジーと映画、猫好き。