V12からEVまで! 創立103年のアストンマーチンは第2世紀を攻撃的ラインアップで挑む

創立103年を迎えたイギリスのスポーツカーメーカー、アストンマーチン。MOTOR AUTHORITYの記事によれば、次の100年に向けた「The Second Century Plan」はかなりアグレッシブになるらしい。

まずはDB11が2016年デビュー

http://www.motorauthority.com/news/1095057_2017-aston-martin-db11-spy-shots-and-video

その第一弾になるのが、「DB11グランドツアラー(写真上はプロトタイプ)」。V12エンジンを搭載するラグジュアリースポーツ、「DB9」の後継となるモデルで、2016年3月にスイスで行われるジュネーブショーでデビューする。シャーシなど基本構造は全て一新される予定で、販売は2016年末となる模様だ。

これを契機に、アストンマーチンは、ラインアップしているスポーツカーのデザインを、2020年までに一新する。現在のラインアップがこのまま残るという前提で言えば、

  1. V8エンジン搭載のVantageのクーペとコンバーチブルが2018年に
  2. 次に、V12エンジン搭載のVantageとRapide
  3. 最後にフラッグシップのVanquish

といった順番でモデルチェンジが敢行される予定だ。また、Vantageなどに搭載されるV8エンジンも継続的に生産予定だが、こちらは現在の4.7Lからメルセデス-AMG製の4Lツインターボに変更される。排気量を抑えることで、欧米で年々厳しくなる排ガス規制への対策を施すためだと思われる。

EVのセダンやSUVモデルも注目

RAPIDEE

アストンマーチンからも、遂にEV(電気自動車)が登場する。まず、RapideをベースにするRapideE(上)は、2017年にデビュー予定。

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2015年のジュネーブショーでプロトタイプが公開された、クロスオーバーSUVの「DBX(上)」は、2020年末には市販バージョンが発売される。4輪駆動方式を採用するDBXは、昨今の世界的クロスオーバー人気に対応したモデルだ。登場すれば、かなりのラインアップ強化になることが予想される。今、公開中の新作映画『007 スペクター』ではもちろん、歴代ジェームス・ボンドの愛車として知られるアストンマーチン。これからも、ワクワクするラインナップに期待したい。

参考:Aston Martin’s Future Includes V-12s, Electrification, Massive Product Investment (MOTOR AUTHORITY)

平塚直樹

平塚直樹

バイクやクルマ系雑誌の編集を経て、フリーライターに。最近は、チャリから宇宙ロケットのネタまで幅広く執筆中。愛車は隼。最新テクノロジーと映画、猫好き。