新型は608ps!ボンドカーでおなじみアストンマーティンが「DB11」をジュネーブで公開!

アストンマーティンのDBシリーズと言えば、イギリスのスポーツカー…というより、映画『007』の主人公ジェームス・ボンドが乗っているクルマといったイメージが強い。歴代ボンドが乗ったのはもちろん、最新作の『スペクター』では、映画用に「DB10」なるクルマが特別製作されるなど、『007』とアストンマーティンは密接な関係にある。そんなアストンマーチンのDB最新モデル「DB11」が2016年3月1日〜3月13日に開催されたスイスのジュネーブ・オートショー2016で発表。そのベールを脱いだ。

伝統的スタイルを継承しつつ進化

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基本的なデザインは前モデルの「DB9」を継承。1950年に発売された「DB2」以降、脈々と受け継がれる系譜を感じさせる秀逸なフォルムだ。もちろん、フロントヒンジのクラムシェルボンネットやLEDヘッドライト、それに特徴的なフロントグリルなどは、従来の流れを受け継ぎながらも新しいデザインに変更。よりスタイリッシュなフォルムを実現。加えて、ボディの表面や下面を流れるエアフローのマネージメントも再構築。走行安定性はもちろん、優れた空力特性を持つエアロダイナミクスを採用している。

新設計V12気筒を搭載

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エンジンは、5.2リッターのV12ツインターボ・エンジンを新設計。最高出力はDB9の517psに対し608spにアップ。最大トルクも620Nm(63.2kgf・m)から700Nm(71.3kgf・m)に向上されている。0〜100km/h加速はわずか3.91秒、最高速度は322km/hというハイパフォーマンスを発揮。加えて、アイドリングストップ機能などにより燃費も良好だ。

トランスミッションは8速オートマチック。GT、スポーツ、スポーツ・プラスといったモード切り換えが可能なダイナミック・モードも採用。このあたりは、さすがボンドカー。ボタンひとつで快適なGTから(ボンドガールを横に乗せる時などに便利)、鋭い運動性能を持つスポーツカーへ(悪党から逃げたり追う時などに便利)激変するといった、バーサタイルな乗り味も魅力だ。

最新のインフォテイメント・システムを採用

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インテリアでは、最新のインフォテイメント・システムが注目。インストルメント・クラスターは、フルカラー12インチTFT液晶ディスプレイを採用した新型。センターマウントされた第2のディスプレイ(8インチTFT)も搭載するなどで、快適なドライブも実現。オートパーク・アシストと360度バーズアイ・ビュー機構を新たに採用し、低速取り回し時の安全性もアップ。これらの機構は、インフォテインメント・システムを介して操作することが可能だ。価格は、本国イギリスで15万4,900ポンド(約2,490万円)から。

また、次作『007』に登場するかもしれない? 新「DB11」。たぶん(というか絶対に)、買えそうにないから、映画を楽しみに待とう!

参考 – Aston Martin 

平塚直樹

平塚直樹

バイクやクルマ系雑誌の編集を経て、フリーライターに。最近は、チャリから宇宙ロケットのネタまで幅広く執筆中。愛車は隼。最新テクノロジーと映画、猫好き。