その美しい車両の概要は当サイトでもお伝えしているイギリスの老舗メーカ・アストンマーチンの「Vanquish Zagato Concept」。
https://forride.jp/car/astotnmartin-italian
今回、「Vanquish」シリーズに関して、新しい情報が公開されましたので、続報としてお伝えしましょう!
Aston Martin Vanquish Zagato
コチラが、その「Vanquish Zagato」のクーペモデル。当初は、このクーペボディのみが発表されましたが、世界中のファンがオープンカーを熱望したことにより……
過去記事で紹介されたように、2+2の「コンバーティブル」が追加発表された、という経緯があります。
「Aston Martin」と「Zagato 」のコラボレーション第5弾!
さて、この美しい「Vanquish」シリーズですが、念のためお伝えしておきますと、イギリスの老舗自動車メーカー”Aston Martin”と、イタリア有数のデザインハウス”Zagato”とのコラボレーション作品の第5弾に当たります。
“Zagato”は1919年に設立された、イタリアはミラノを拠点とするデザインハウス。イタリア風にカッコつけて言いますとカロッツェリア。和風に言えば工業デザインコンサル会社です。
“Zagato”の作品についてはコチラの記事でも簡単にご紹介しておりますが、過去には航空機関連技術の導入による空力効果の高いボディ製造を得意としていましたが、現在はそのブランド力を生かして、”イタリア的美しさ”を強調した作品を多数製作しています。
「Aston Martin Vanquish Zagato」のボディは4タイプ!
さて、今回のリリースで明らかにされたのは、ここまでに掲載した「クーペ(モデル名:Coupe)」・「コンバーティブル(モデル名:Volante)」のほか……
このAston Martinにしては極めてスポーティなエクステリアの「スピードスター(モデル名:Speedster)」と……
「ハッチバック(モデル名:Shooting Brake)」の2タイプのバリエーション。後者は未だデザインが煮詰まっていないのか、文字通り一部がベールに包まれた状態です。
いずれの車両もV12エンジンを搭載(600PSを発揮!)するそうで、生産台数はシリーズトータルで325台限定。特に生産が少ないのは最も需要がありそうな「スピードスター」で、わずか28台のみ。残りの3ボディタイプは各99台です。
インテリアの画像は2枚のみ公開された!
今回のリリースでは、新たにインテリアの画像も公開されています。詳細は明かされていませんが、エクステリアとは対照的に落ち着いた印象です。
「Aston Martin 」と 「Zagato」のコラボは続く!
今回のリリースに掲載された、”Zagato”CEOである”Andrea Zagato”氏のコメントを本記事の締めとしましょう。両社の関係の深さと自動車文化の深さに、きっと感銘を受けますよ!
Zagato と Aston Martin の協力は、私の祖父の代、DB4 GT Zagato に始まり、もうすぐ60年にもなります。父の代を挟み3代にも続くコラボレーションは極めてユニークなものです。クルマ好きにとって、Aston Martin と Zagato のコラボレーションは、特別なものとなるでしょう。祖父の代から続く関係を将来も続けて行くことを強く願っています。