イギリスの高級車・スポーツカーメーカーとして、高級車の代表格であるベントレーが、2015年9月9日にセグメントの概念を塗り替える最高峰の新型モデル、「Bentayga(ベンテイガ)」の詳細を発表した。
真のベントレー「ベンテイガ」
ベンテイガは、比類なきラグジュアリー性にエフォートレスなパフォーマンスと日々の使いやすさを融合した、真のベントレーと呼ぶに相応しいモデルに仕上がっている。
期待を裏切らない超一流の豪華さ
新設計のW12パワートレインを搭載したベンテイガは、スピード、パワー、ラグジュアリーで他を凌駕する世界トップクラスのSUV。ベントレーならではのドライビングエクスペリエンスを実現するとともに、革新的な技術を採用した各種装備を投入している。
ラグジュアリー性を新たなステージへと高めたSUV
設計、エンジニアリング、手作業による製作をイギリスはクルー本社で行うベンテイガのスタイリングは、まさに真のベントレー。
彫刻を思わせる、時代を超越した優美な仕上がり、躍動感と風格とが絶妙に調和している。丸型のLEDヘッドライト4個と大型のマトリックスグリルから特徴的なパワーラインを通ってたくましいリアハンチまで、ベントレーのDNAを余すところなく表現している。
豪華でモダンな手仕上げの内装
ベンテイガは世界屈指の豪華なキャビンを誇り、その精巧さは他の追随を許さない。
金属、ウッドパネル、レザーといった素材に施された装飾は、英国モダンラグジュアリーそのもの。
ひとつひとつの模様の精巧さにまできめ細かな配慮がなされている。これほどまで完璧に仕上げることができるのは、クルーで働くベントレー従業員の卓越した技があるからこそ。
クルー生まれの新設計W12エンジン
新型車ベンテイガの心臓部となるのは、新設計の6.0リッターツインターボW12エンジン。強力な12気筒ユニットは、圧倒的な出力とトルクに効率性と燃費性能も兼ね備えている。
最高出力608PS(447kW)、最大トルク900Nmを発生し、0‑100km/h加速は4.1秒、最高速度は301km/h。
ベントレーの会長兼CEOであるWolfgang Durheimer氏は次のように語っている。「ベンテイガはベントレーらしさを追求したSUVです。細部への徹底したこだわりと高い走破性、そして最先端技術が融合したこの車は、SUVセグメントにおけるラグジュアリーという概念を再定義するとともに、どのような環境でも真のベントレーらしさを体感することができます。この素晴らしいクルマが、ベントレーの成長と売上に貢献することを期待しています。ベンテイガは当ブランドのさらなる飛躍への第一歩なのです。」
いかがだったろうか。なお、ベンテイガは9月15日~27日まで開催されるIAAフランクフルトモーターショーにて初公開される。日本での価格はまだ未定だが、日本への納車開始は2016年秋以降を予定している。
ランボルギーニ「ウルス」やアストンマーティン「DBX」、マセラッティ「レヴァンテ」など、ライバルひしめく高級クロスオーバーSUV市場において、ベントレー「ベンテイガ」がどこまで健闘するのか。今後の動向が大いに注目される。
参考 – BENTLEY