日産「ブレードグライダー」プロトタイプがリオ・オリンピックに登場!

2013年の東京モーターショーで発表されたコンセプトカー、日産「ブレードグライダー」のプロトタイプが、オリンピック開催地となっているブラジルのリオ・デジャネイロで初公開されたので紹介しましょう。

日産 「ブレードグライダー」

この「ブレードグライダー」、まず目につくのは極細のフロントトレッドと、ワイドなリアトレッドという独特なエクステリアデザインですが、これは三角翼形状で安定したダウンフォースを得ると同時に、空気抵抗を軽減し、コーナリング性能と加速性能、さらには環境性能までも両立させているという、効果を得るための独特なデザインのためです。

ボディサイズは、4,300×1,850×1,300mm(全長×全幅×全高)で、ホイールベースは2,800mm。車重は1,300kgとなっています。

268馬力を発揮し、最高速度は190km/h

「ブレードグライダー」は、技術提携したWilliams Advanced Engineeringが開発したバッテリー・モーターを動力源としています。左右のタイヤに設置された130kWの電気モーターにより駆動します。各モーターの出力は130kWですが、システムとしての最高出力は200kWとなり、268馬力を発揮します。最大トルクは707Nmです。

走り出しから5秒かからずに100km/hに到達し、最高速度は190km/hとなっています。

トルクをコントロールすることでハンドリングも大幅に向上

被駆動車輪に伝わるトルクをコントロールするためのシステムを搭載することで、ハンドリングを大幅に向上させることも実現しています。これはアンダーステア時に、より大きいトルクを自動的に外側の駆動輪に送り込むことで、アンダーステアを抑制するというものです。

独特な3シーターコクピット

フロント1、リア2という特殊なレイアウトのコクピットですが、広々としたレッグルームと、継ぎ目のないウィンドスクリーンを採用することで充分な居住性と視認性を確保しています。ステアリングコントローラーには、バッテリー残量、速度、回生モード、トルクマップなどを表示する最新型ディスプレイを搭載。ドアミラーの代わりを、センターディスプレーの左右に配されたスクリーンが果たしています。

2台のプロトタイプがリオ入りを果たす

日産は、2台のブレードグライダーをリオに持ち込み、1台はオリンピック・パーク内に常設展示し、もう1台はメディアやVIPの試乗に使用する予定となっています。

それでは動画もご覧ください。

いかがだったでしょうか。あまりにも特異な「ブレードグライダー」。2020年に市販化を目指すというのは本当だったようですね。あまりにも特殊なカタチなので、てっきりコンセプトモデル止まりだとばかり思っていました。こういったユニークなクルマは、是非とも市販化までこぎ着けて欲しいものです。未来がすぐそこまで来ているようで、思わず期待しちゃいます!

参考 –BladeGlider、Youtube : Nissan BladeGlider: What If We Electrified the Fun?、 Fantasy to Reality – Nissan BladeGlider 

K.Y

K.Y

スーパーカーやバイクなどの乗り物と音楽と洋服が好きなガテン系中年ライター。どんなものでも中身はハイテク外見はローテクが理想のカタチである。