こんな素材ってアリ!? 変幻自在なBMWのコンセプトカー「GINA」

BMWのコンセプトカー「GINA(ジーナ)」というモデルは変わったクルマ揃いのコンセプトカーの中でも、飛び抜けて変わったクルマである。どこら辺が変わっているかと言えば、ズバリ、素材が布であったりするところだろうか?

今回はそんな風変わりな「GINA」について紹介しよう。

モーターショーには出展されたこのとない幻のコンセプトカー

「GINA」はコンセプトカーではあるが、モーターショーには出展されたことのない幻のクルマである。では、何のために存在しているのかと言うと…社内でのデザイン開発のために利用されてきたのだ。「GINA」のボディはフレームの上を布で覆われている。内部のフレームは電気と油圧で作動するアクチュエーターで制御することにより、車体の形を変えることができるという仕組み。ボディの輪郭を自在に変更することができる特性を利用し、デザイン開発に役立てられたというのだ。

衣類などに使われる伸縮自在の素材を使用

この「GINA」のボディ全体を覆うシルバーの布は、”ライクラファイバー”という素材でできている。この素材は伸縮性に富み、フィッティング性に優れていて、主に衣類などに使われているという。また、ポリウレタンをコーティングした布製のボディーは強度に優れ、防水性もあるとのことだ。

布製なのにV8エンジンが搭載されている

「GINA」のベースには、「Z8」が使用されており、4.4LのV8エンジンが搭載されている。したがって実働も可能で、実際に動いている動画もあるのだが、市販される予定はないという。まぁ、あまりにも斬新すぎる構造ゆえに、市販化は確かに無理があるだろう。それではこの「GINA」が実際に動いているシーンが見られる動画をご覧頂こう。

何とも不思議な光景が映し出されたことだろう。映画『ターミネーター2』に登場する液体金属のアンドロイド「T1000」のような、気持ち悪い印象だ。

世界にはこのように布で作られたクルマも存在するのだ。そして現代では斬新過ぎる布製ボディも、ひょっとすると未来では当たり前になるかもしれない。かつては飛行機ですら布製だったのだ。その逆もしかりであろう。

参考 – BMW Japan、Youtube : BMW GINA Light Visionary Model- PremiereBMW GINA Concept 2016 

K.Y

K.Y

スーパーカーやバイクなどの乗り物と音楽と洋服が好きなガテン系中年ライター。どんなものでも中身はハイテク外見はローテクが理想のカタチである。