BMWがPHEVモデルで攻勢!「330e」と「225xe」を同時リリース

世界的なエコカー需要の拡大に伴い、注目を集めているのがPHEV(プラグイン・ハイブリッド)。エンジンと電動モーターの組み合わせで稼働するのはハイブリッドと同じだが、電動モーター用バッテリーの充電プラグが付いているのはご存じの通り。好燃費だけでなく、バッテリーに電気を溜めておくことで、非常時には電源として使えるなどのメリットが魅力だ。

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そんな中、ドイツのカーメーカーBMWが、PHEV(プラグイン・ハイブリッド)を一挙に2モデル同時発売! 注目が集まっている。

これまで、BMWのエコカーラインナップは、クリーンディーゼル搭載車がメイン。EV(電気自動車)やPHEVは、兄弟ブランドのBMWiからのリリースだった(i3及びi8)。それが最近、本家BMWブランドでもPHEVのラインナップを増やす方向に転換。2015年9月に発売された「X5xDrive40e」を手始めに、昨年10月の東京モーターショー2015などでお披露目されたのが、今回発売された3シリーズと2シリーズの2台なのだ。

330eは2.0L直4ツインターボ+電動モーター搭載

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まずは、3シリーズセダンの「330e」。こちらには、前輪を駆動する2.0L直列4気筒ツインターボエンジンを搭載する。最高出力は252psで、8速オートマチックミッションを採用。前後50対50の重量配分などにより、スポーティで俊敏なハンドリングも魅力だ。

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それに組み合わされる電動モーターは、BMWiで実績があるeDrive。最高出力は88psで、後輪を駆動するオンデマンド4輪駆動システムを採用する。

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時速120km/hまでの速度域なら、電動モーターのみで走ることが可能なMAX eDriveモードなど3モードを搭載。エンジンの動力を使わずに、約40kmもの航続距離を実現する。バッテリーはリチウムイオン式だ。

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価格は、554万円〜599万円となっている。

225xeは1.5L直列3気筒ターボ+電動モーター

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一方、2シリーズ。新しく「225xeアクティブツアラー」がラインナップに加わった。人気が高まるプレミアム・コンパクトのジャンルに、PHEVを投入した意欲作。小回りが効く車体と広々とした室内空間が魅力のモデルだ。

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エンジンは、1.5Lの直列3気筒ツインターボ。最近のトレンドである排気量のダウンサイジングとターボの組み合わせだ。燃費の良さと最高出力136psを誇り、前輪を駆動する。
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後輪を駆動する電動モーターはこちらもeDriveで、「330e」と同じく88psを発揮。時速約125kmまでなら、エンジン動力なしで走れるMAX eDriveなどを採用し、モーターのみで約42kmの航続距離を実現する。やはり、バッテリーはリチウムイオン式だ。価格は488万円~509万円だ。

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いずれのモデルも、燃費がいいだけでなく走りも楽しめそうなのは注目。

BMWは、2016年中にフラッグシップの7シリーズにもPHEVを投入することを発表。PHEVのクラスにおいても、トヨタをはじめとする国産メーカーの強敵になることは間違いなしだ。

参考 – BMW Japan 

平塚直樹

平塚直樹

バイクやクルマ系雑誌の編集を経て、フリーライターに。最近は、チャリから宇宙ロケットのネタまで幅広く執筆中。愛車は隼。最新テクノロジーと映画、猫好き。