昨今ではカーナビの存在が危ぶまれるほどの機能を提供するスマートフォン・アプリ。
今回はそんなスマートフォンとドライブの関係について、三井ダイレクト損害保険がアンケート調査を実施したので紹介していきたい。
調査期間は7月21日から23日の3日間で、スマートフォンを保有し、月に一度以上クルマを運転する男女1,000名に対してインターネットリサーチで実施した。
ドライブの際にスマートフォンを使う?
ドライブの際にスマートフォンを使うことがあるか聞いたところ、「よく使う」「たまに使う」合わせて57.3%。約6割の方がドライブの際にスマートフォンを使っていることがわかった。
ドライブでスマートフォンをどのように使っているか
ドライブの際にスマートフォンをどのように使っているか、または使ってみたいか聞いたところ、全体では「地図検索」61.1%が最も多い回答となり、次いで「周辺情報検索」35.6%、「音楽再生」25.8%と続いた。
使用しているカーナビはどんな種類か
使用しているカーナビの種類を聞いたところ、全体では「内蔵型」61.3%。年代別で見てみると「内蔵型」と回答した割合が最も多い世代は50代で、「スマートフォン」や「外付け型」と回答した方が最も多い世代は20代という結果になった。
使ってみたい「クルマ関連のアプリ」は?
あったら使ってみたいと思う「クルマ関連のアプリ」を聞いたところ、「渋滞予測アプリ」が全体で77.9%とトップという結果に。なお、「渋滞予測アプリ」は年代別でも全世代でトップとなっている。
2位以降で見てみると、20代は「運転診断アプリ」、30代~50代は「事故やトラブルに関するアプリ」となった。20代はゲーム感覚のアプリ、30代以降は、何かあった時の便利アプリを求めていると言える。その他の回答では、「居眠り防止アプリ」なども挙がった。
おすすめのクルマ関連アプリは?
1位:グーグルマップ
2位:NAVITIME
3位:Yahoo!カーナビ
おすすめのクルマ関連のアプリは、やはりナビや地図に関するアプリが人気。おすすめの理由としては「無料で便利なので」「無料アプリなのに下手なカーナビより高機能」など、無料な手軽さを評価する理由が多く見られた。加えて、「新しい道路がすぐに反映されて便利」や「かなり実際のナビに近い案内ができる。」などといった、機能面を評価する理由も。
その他のおすすめアプリの回答には、「ゲーム感覚が楽しい」という理由で「e燃費」、「ドライブが楽しくなるグループ帰属意識がある。」という理由で「ハイタッチ!drive」などがあげられた。
スマートフォンを使ったドライビングサポートの技術も、自動車メーカー各社が開発を進ており、クルマにまつわるIT技術は刻一刻と向上している。
スマートフォンが1台あれば、キー不要、ETCカード不要、カーナビ不要、オーディオ再生機器不要、さらには完全自動運転という日も近い。
参考 – PR TIMES