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コレは欲しい!スイス生まれのライトウェイトスポーツ電気自動車「eRod」

コレは欲しい!スイス生まれのライトウェイトスポーツ電気自動車「eRod」

環境への負荷が少ないエコなクルマが増えています。それは地球全体の将来に向けた取り組みであり、現役世代にとっての責務なのは分かります。でも、乗り物好きとしては、ドライビングも楽しみたい……。

今回は、そんな方におススメしたい電気自動車をご紹介しましょう!

 

「eRod Basic」の車両重量は僅か 530 kg!

コレは欲しい!スイス生まれのライトウェイトスポーツ電気自動車「eRod」

コチラが電気自動車「eRod」。製造しているのは、スイスの電気自動車専門メーカー「KYBURZ」。1991年の創立以来、スイス郵便局に採用される電動三輪スクーターや、高齢者向けの電動スクーターを製造しており、電動ビークルにおいては歴史のあるメーカーなのです。

 

コレは欲しい!スイス生まれのライトウェイトスポーツ電気自動車「eRod」

「eRod」は、そんな同社初の”スポーツカー”。そのエクステリアだけでも充分に魅力的なのですが、驚くべきはその車両重量。

グレードが”Basic”、”Fun”、”Race”とあるのですが、Basicの車重は僅か530kg! 文句なしのライトウェイトスポーツカーなのです。

 

コレは欲しい!スイス生まれのライトウェイトスポーツ電気自動車「eRod」

下位グレードの「Basic」は最高出力45kW、最大トルクは140Nm。やや非力ではありますが、車重を考慮すれば、入門用スポーツカーとしては充分なスペックです。

 

コレは欲しい!スイス生まれのライトウェイトスポーツ電気自動車「eRod」

ホイールは鍛造アルミ製を採用しており、四輪ディスクブレーキを奢っています。いかにも後付け的ですが、しっかりヘッドライトも装備しています。

 

コレは欲しい!スイス生まれのライトウェイトスポーツ電気自動車「eRod」

スチール製フレームの「eRod」にはドアすらなく、バケットシートに4点式シートベルトが標準装備されています。また、保安部品を装備していますので公道走行も可能です。

ゴーカートを公道で乗り回す、と言ったら言い過ぎでしょうが、とにかく楽しそうなのです。

 

上級グレード「Race」は遥かにパワフルで航続距離が長い!

コレは欲しい!スイス生まれのライトウェイトスポーツ電気自動車「eRod」

コチラが上級バージョン「eRod Racer」。車両重量は650kgと大幅に増加していますが、最高出力150 kW、最大トルクは305N・mという、それに見合った高性能なモーターを搭載しています。

また、特筆すべきは航続距離も220 km(Basicは55km)と、日常の足としても現実的なレベルに達しているところです。

 

コレは欲しい!スイス生まれのライトウェイトスポーツ電気自動車「eRod」

その秘密は、リアに詰め込まれた電装系にあります。

 

コレは欲しい!スイス生まれのライトウェイトスポーツ電気自動車「eRod」

スイスのメーカーであるブルサ製品で固めた電装系は、バッテリー容量が39kWh(Basicは10kWh、日産リーフは30kWh)へと向上されており、モーター、インバーターも高性能パーツに変更されている模様です。

 

eRod は走らせて楽しい電気自動車だ!

公道をスポーティに走らせることを目的に開発された「eRod」。それには高出力は必要ない、というのが製造元「KYBURZ」の考え方です。車体が軽量であれば、操るのが楽しいスポーツカーは電気自動車でもできる、というワケ。それが事実であることは、これらの動画をご覧いただければご理解いただけることでしょう。

 

 

バックに流れる音楽は真剣そのものなのですが、よく見るとドライバーは笑顔。タイトコーナーを操る様子が実に楽しそうなのです。

この楽しそうな笑顔をドライバーに届けることこそが「eRod」の狙い。目的は見事に果たされたというワケです。

 

参考 – eRod – Power, technology and fun、vimeo : eRod-Race Steisslingen 2016、Youtube : eRod: Trackday 
Writer: Reggy

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