ホンダ新型「シビック・タイプR」が初公開! 世界最速FF車となるか?

ホンダのコンパクトなスポーツモデル「シビック・タイプR」の2017年型が、現在開催中のパリモーターショーで初お披露目(一般公開2016年10月1日〜10月16日)!

昨年10月に日本でも限定750台で販売され、あっという間に完売になったモデルの新型だけに、かなり注目です。どんなクルマになるのか、ちょっと紹介してみましょう。

ハッチバックがベース

ご存知の通り、シビックはかつてホンダ製コンパクトカーの代名詞として、絶大な人気を誇っていたモデルです。日本では2010年まで生産されたFD型を最後にカタログ落ち。残念ながら、以後は正式ラインナップから消えてしまっています。ですが、海外では今も根強い人気を誇っていて、欧州や北米を中心に現行モデルが販売されています。

「タイプR」はそのスポーティバージョンで、5ドアハッチバックをベースに大型のリヤウイングやエアロバンパー、強大なパワーを誇るVTECエンジンなどを装備。FF車最速の呼び声も高く、小柄ながら俊足を誇る運動性能は、“ボーイズレーサー”として全世界のスポーツカー好きに愛されているクルマです。前述の通り、日本でも昨年久々に限定で販売されて完売。その新型が出るとなると「気になって仕方ない!」というファンの方も多いと思います。

新設計プラットフォーム採用

発表された新型はまだプロトタイプですが、ベースになるのはやはり同時発表された新型「シビック」の5ドアハッチバック(上)です。

2017年型「シビック」の特徴は、現行モデルに比べ全幅を30mm、全高を20mm下げたロー&ワイドなスタイル。また、ボディのねじり剛性を52%アップさせると共に、軽量化も実現した新型プラットフォームも採用しています。エンジンはホンダのお家芸、可変バルブタイミング機構VTECの採用で高出力と低燃費を実現する水冷直列4気筒。1Lと1.5Lの直噴ターボの2タイプを用意しています。また、1.6Lのi-DTECディーゼルエンジン車もラインナップ。「世界ナンバーワンのコンパクトカー」を目指したホンダの自信作です。

エアダクトでかっ!

そんな「シビック」をベースにする「タイプR」は、ご覧の通りフロントバンパーに大開口のエアダクトを装備。フロントヘッドライトはLED式で、レンズカットなども現行モデルから変更。かなり精悍なフェイスですね。また、フロントボンネットにはエアベントも設け、走行風をエンジンルーム内に取り入れるなどで、冷却効果も抜群です。

リヤバンパーにはディフューザーも装備し、空力特性に貢献します。3本出しマフラーや20インチ・ツイン5スポークホイールなども、スポーティなフォルムを上手く演出しています。

どんなエンジンを搭載するのかは公表されていませんが、現行型が2LのVTECターボエンジンで最高出力310ps、最大トルク40.8kgf-mを発揮! 新型はこれと同等か、それ以上になることは必須で、一説には350psになる!という噂もあります。いずれにしろ、加速力はハンパなさそうですね。

日本での発売は?

新型「シビック・タイプR」はイギリスのホンダオブザユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッド(HUM)で生産され、2017年末に欧州デビューの予定。また、同じく人気がある北米にも輸出されることが決まっています。

では、日本では? 今のところデリバリーの予定は発表されていませんが、昨年の「限定販売→完売」といった流れを考えると、今回もなんらかの形で日本への投入は十分ありそうです。価格も、前回が428万円だったことを考えると同じくらいか、高くなっても500万円前後という感じでしょうか。

ちなみに、新型のPVがあるのでご覧下さい。

どうです。かなりカッコいいスタイルでしょう? クルマ好きの方には、今後の動向がけっこう気になり始めんじゃないでしょうか!

なので、また追加情報がありましたら逐一ご紹介させていただきます。

参考 – Youtube : Honda Civic Type R Prototype debuts in Paris, coming to U.S. ACQUIRE本田技研工業

平塚直樹

平塚直樹

バイクやクルマ系雑誌の編集を経て、フリーライターに。最近は、チャリから宇宙ロケットのネタまで幅広く執筆中。愛車は隼。最新テクノロジーと映画、猫好き。