クルマはもちろん、バスなどもハイブリッド化してきているエコロジックなこのご時世。やはり低燃費やCO2削減は気にしたいところだ。
そんな中、油圧ショベルの世界も既にハイブリッドが導入されているのをご存知だろうか?
ちなみにこちらがハイブリッドバス。
建設現場でもエコが求められる時代
日立建機が作った新世代の油圧ショベル「ZH200」は、ハイブリッド油圧ショベルとして2013年12月から発売されている。開発コンセプトは”実用的ハイブリッドショベル”。
“人と環境にやさしいショベル”として、ハイブリッドシステムと省エネ油圧システムを融合させ、燃料消費量を20%低減し、CO2削減にも貢献している。
旋回減速時に発生するエネルギーを旋回電動モーターで電気エネルギーに変換するので、クルマと似たような感じと思ってもらっていいだろう。蓄電器に蓄えたエネルギーは旋回加速時やエンジンの駆動時の補助動力として使用される。これらの電気エネルギーを有効活用することで、燃料消費量の低減を実現したのだ。
情報や設定はマルチモニターで一括管理可能。モニターで「エンジン負荷表示」や「時間当たりの平均燃費(L/h)」、「毎日の燃料使用量(L/日)」を確認することが可能。作業終了後には「今日の省エネ操作はどうだったか」などを確認する楽しみも。
更にセンサーから緊急性のあるアラームが発報された際にはメールでレポートもしてくれたり、機械の位置情報やメンテナンス情報も知らせてくれる。
排出ガス規制のオフロード法2011年基準に適合しているこの油圧ショベル。現場で働く男ならば、一度は動かしてみたいものだ。日本全国でレンタルもされているので、環境を気にする親方は是非だ!
参考 – 日立建機
Writer:
NANDY小菅