速い!広い!実用的!三拍子揃ったジャガー初の電動カー「I-PACEコンセプト」

最近、注目されているEV(電気自動車)は、CO2の排出量が実質的にゼロのため、エコであることは確かです。ですが、従来のイメージでは「小さい」「充電時間がかかる」「航続距離が短い」などのデメリットのためか、なかなか普及していないのが実情です。

そんな中、イギリスの老舗カーメーカー、ジャガーが同社初となるEVのコンセプトカーを発表。しかも、これがSUVタイプで、広々室内や十分な航続距離、胸の空くような速さをも併せ持ったクルマだというから驚きです。

I-PACEコンセプト

「I-PACEコンセプト」と名付けられたこのクルマは、2016年11月17日〜11月19日にアメリカで開催されたロサンゼルス・オートショーで発表されました。

スタイルは、ご覧の通りシャープなイメージのSUVタイプ。フロントボンネットにはエアスクープも設け、ボディ一体型のドアハンドルなども採用。空気抵抗も考慮したエクステリアデザインを採用しています。

空力に優れる5人乗りボディ

ボディサイズは、全長4,680×全幅1,890×全高1,560mmの5人乗り。ラゲッジスペースの容量はリア530リットル、フロント36リットルで、余裕の積載性を確保。

90kWhのリチウムイオンバッテリーを採用し、フル充電で500km以上の航続距離を実現しています。

家族で乗れる広さに高い実用性、まさにSUVの魅力が詰まったモデルですね。

また、コクピットのセンターコンソールには、3画面を同時表示できる12インチモニター、ステアリング後方にも車速などの情報を伝える5.5インチモニターを採用。

様々な車両情報が一目でわかる工夫もなされています。

ツイン電動モーターで400ps

広くて、使い勝手が良いだけがこのクルマの魅力ではありません。スポーツカー並みの走りが楽しめるのも注目点です。

パワーユニットとなる電動モーターを2基搭載し、最高出力は400ps、最大トルクは700Nm(71.3kgf・m)を発揮します。先進のAWDシステムなど走りのテクノロジーも満載で、0-100km/hを4秒で駆け抜ける加速力を実現。スポーティな乗り味を求めるSUVファンの要求にも十分過ぎるほど応える性能を持っているのです。

注目のこの新型EV「I-PACEコンセプト」。発売は欧米が2018年後半、日本では2019年前半の予定。老舗の高級車メーカーの新型だけに、お値段もかなりお高くなるでしょうが、今からちょっと気になる存在ですね。乞うご期待!

参考 – HI COSUMPTIONJAGUAR
平塚直樹

平塚直樹

バイクやクルマ系雑誌の編集を経て、フリーライターに。最近は、チャリから宇宙ロケットのネタまで幅広く執筆中。愛車は隼。最新テクノロジーと映画、猫好き。