ランボルギーニ「ミウラ」登場50周年記念に「ミウラSV」をフルレストア!

ランボルギーニ「ミウラ」と言えば、V12エンジンをミッドシップに横置きしたという、当時では画期的な作りのスーパーカーとして知られ、また、日本でも漫画『サーキットの狼』で主人公風吹裕也の義理の兄、飛鳥ミノルの愛車として話題を呼んだスーパーカーの一つである。今回は、そんな「ミウラ」の中でも特別なラインアップの「ミウラSV」の話題について触れてみよう。

1971年製の「ミウラSV」を1年以上かけてレストア

アウトモビリ・ランボルギーニは、「ミウラ」登場50周年を記念し、同社のレストア部門であるポロストリコが1年以上かけてレストアした1971年製の「ミウラSV」を、米アメリア島で開催したコンクールイベントで披露した。

ボディカラーの「グリーンメタリック」やタンレザーは、当時のモデルを忠実に再現したものだ。1年というレストア期間には資料の収集や精査など、リサーチに費やした期間も含まれるという。

ランボルギーニ・ポロストリコはメーカー公式のレストア部門

ランボルギーニは今後、歴史あるモデルのレストアにも力を入れていくとのことで、今回のレストアを担当したランボルギーニ・ポロストリコも2015年春に発足したばかりのメーカー公式のレストア部門だ。ユーザーから要望のあったヒストリックモデルのレストアや、認定証発行などの業務を行なうという。なお、ヒストリックモデルについては、約70%のスペア部品の供給が可能になるという。

プロトタイプとしてつくられたワンオフモデル

「ミウラSV」は、1971年のジュネーブショーにおいて、ベルトーネのブースで披露されたモデルで、スーパー・ベローチェの頭文字をとって「ミウラSV」と名付けられた。ランボルギーニブースに展示されなかった理由として、ランボルギーニは「カウンタック」のお披露目を行ったからというエピソードも残されている。

なお、レストアされた個体のボディには、シャシー番号4846という数字が残されている。これは、生産開始前にプロトタイプとして作られたワンオフモデルということである。

一度はハンドルを握ってみたい一台

上記したように、V12エンジンをミッドシップに横置きしたという当時にはなかった設計に加え、ショーカーとして設計されたこともあり、市販化されるまでに様々な改良が必要とされた「ミウラ」は、SVの登場で、ようやく完成したとさえ言われている。重さ1トンほどのボディに、385馬力を出力する排気量3.9LのV型12気筒エンジンを搭載したスーパーカーが、デビュー当時の姿を取り戻したことは、喜ばしいことである。願わくば、一度はハンドルを握ってみたい一台だ。

参考 –  The Verge

センカクダイバー

センカクダイバー

悲運の元パチンコ・パチスロライター。ベスパ歴27年、ミニクーパー歴2年のモッズ系猛禽類。旧車を好むクセに機械イジりや整備はサッパリというご都合主義者。