クルマなどで移動する際、とても邪魔な乗り物と言えば…連想できましたか。そう、バスです。
片側一車線なのに、100m間隔で停留所に停まられちゃった日には、さすがにイラっとくるものです。バスで移動する場合も、都内の場合は大幅に遅延することもあり、時間が読めないなどの理由で、電車を優先させがちですよね。
今回は、そんな悪印象を覆すようなバスのCMをご紹介しましょう。
ドラマティックなCM
デンマークと言えばバイキングが有名ですが、今回はバイキングは関係ありません。あくまでもバス会社のイメージCMになります。
最初は道路に倒れる男がクローズアップされます。事件発生かと思いきや、そうではなく道路に耳を当てて、近づく車両を確認していたようです。まるで忍者ですね。
何かの音が聴こえ、ハイタッチで大喜び! いったい何が近づいてくるのでしょうか。
青いバスが近づいてくる…
彼らの見つめる先には、青いバスが。そう、ここはバス停なのです。
バス停に集う人々の表情は、期待感に満ちあふれており、何やら感動巨編の雰囲気が漂います…が、ただのバス会社のCMです。
そして姿を現したバス。近未来的なワケでもなく、高級そうなワケでもない、言ってしまえばそこいらにあふれている、ごくごく一般的なバスです。
我先にと乗り込む乗客をしり目に、運転手さんは、非常にクールな表情です。
恍惚の表情を浮かべる乗客たち
バスに乗れた乗客たちは、心底満足そうな表情を浮かべています。
この表情はファーストクラスに乗っても出せない気がしますね。
降車ボタン一つで大騒ぎ
降車ボタンを押すだけで記念撮影までしてます。
そして、降車ボタンを押し「STOP」のサインが点灯されれば…
はい、乗客一同でこの表情。笑
それにしてもデンマークのバスも降車ボタンを押して降りるシステムなんですね。筆者は日本だけかと思ってました。
バイク少年もビックリ!
バイクでドリフトに興じていた若者が、いきなり水を吹き出した!と思ったら、
彼の視線の先ではバスがド派手なドリフトを決めていました。あの運転手さん、やはりタダ者じゃないですね。
幻想的な光景の中、バスはひた走っていきます。老夫婦もどこか心配げな表情でバスの行方を見守っていますね。
もはや、ハリウッド映画のようなドラマティックな展開です…が、ただのバス会社のCMです。
そしてクールに到着
渋すぎるアナウンスで、目的地のバス停に到着。
すると、この群衆!
もう、プロ野球選手のキャンプ送迎用バスのような人気っぷりです…が、ただのバス会社のCMです。
それでは、ハリウッドもビックリの”一大スペクタクル超大作”風CMをお楽しみください。
https://www.youtube.com/watch?v=WQry0DDKCGM
いかがだったでしょうか。
バス会社のイメージCMなのですが、ハリウッド映画なみのクオリティで、映像もとても美しいものでしたね。ただの路線バスを題材にして、過剰なまでにカッコ良いCMが作れるとは…、さすがです。
何の変哲も無い路線バスのイメージアップを狙って制作された、こちらのプロモーション動画。まさに狙い通り、いや、それ以上ですね!
参考 – Youtube : Midttrafik: Vi skal nok køre dig