宮城県の自動車専門学生11名が魅せる感動のフルレストア!【東京オートサロン2016】

東京オートサロンの見どころは、有名チューニングショップ、メーカーの粋を集めたカスタムカーだけではなく、日本各地の自動車専門学校で学んでいるクルマ界のホープ達が丁寧にこのショーに向けて作り上げたクルマはプロに負けず劣らず、度肝を抜かれるクルマに仕上がっていることが”よく”あります。

宮城県仙台市の花壇(かだん)自動車大学校が今回展示した1966年式フォード・エコノラインピックアップも、そんな1台。

有志メンバーでテーマを決め、ベース車両を見つけて、各自役割分担を決めて仕上げていきます。このフォード「エコノライン」は、とあるショップの敷地で5年間眠りっぱなしで内外装の至る所が腐食してみたいです。当然ながら、純正パーツを見つけるのは大変骨の折れることで、見つからないものは元々のモノを丹念磨き上げ、塗装、修整していく気の遠くなる作業の連続だったそうです。

アメ車の旧車は、純正パーツが当時から現在もライセンス生産されていることが多いのですが、それはコルベットやマスタングといった定番人気車種に限ったこと。エコノラインともなると、アメリカを始め日本にもファンは存在しますが、パーツ入手はなかなか難しいのが現実のようです。

駆動系は比較的スムーズにレストアが進められたようです。しかし、内外装は、基本的には剥がして、削って、板金、修繕、塗装がその大部分だったそうです。

RES_988A5568

RES_988A5572

ただただ、元の姿戻すのではなく、リアのFORDの文字は立体に仕上げたり、全体が錆に覆われてしまった荷台部には、エアブラシを使ってFORDロゴの焼き文字を描いたりオリジナリティがあります。

最終的にはナンバー取得し、公道走行を目指します。興味を持ってくれた来場者一人一人に、クルマの説明を一生懸命する学生の姿はクルマに負けず劣らず輝いていました。

クリハラジュン

クリハラジュン

大学生時代に就活せず自動車ライターをはじめ、生活の全てを愛車のインプレッサ WRX STI Type Rにささげているクルマ馬鹿でありマカーです。