郊外のモーテルを探す旅から街中の”RVパーク”で格安な旅に

アメリカのB級映画を見ていると、街から離れなければいけない訳ありの人間が使っているモーテルが出てくる。ロードサイドに掲げられた大きなVACANCYの文字。ボロボロになった紙幣。それは少年時代の憧れの象徴だった。

映画の世界を抜け出し、アメリカで実際に憧れのモーテルを探してみると、実に簡単に見つけられる。20年前であれば、街中の観光案内所で10〜15ドルで泊まれるモーテルなんて、いくらでも紹介してくれた。

モーテルからモーテルへ、そんな気軽な旅を体験すると、国内でも同じように旅を楽しみたくなる。しかし、国内のホテルは高く、予約が面倒。ライダーハウスという選択もあるが、全国をカバーしていないのが難点。各地にある道の駅では、ほぼすべてが宿泊禁止。そこで、整備が進められているのが「RVパーク」だ。

クルマ限定になるが、そこは車内で宿泊することが許された場所。予約なしで泊まれる場所がほとんどで、宿泊費は1,000〜1,500円程度。温泉施設が併設せれているところも多く、徒歩圏内に繁華街がある場所も。

キャンピングカーや車中泊できるクルマであれば、あの映画で観たモーテルのような気軽さで、旅を続けられるというもの。九州から北海道までカバーしているので、のんびりと日本縦断もいいだろう。

明日はどの街に行こうか、と風のごとく流れゆく旅人を受け入れるRVパーク。

日本にもこんなに素晴らしい場所があったのだ。

参考:くるま旅 – RVパーク

画像:Flickr

渡辺圭史

渡辺圭史

キャンピングカー専門誌キャンプカーマガジン編集長。海辺に移住し、新たなワークスタイルを追い求める編集者。アウトドアとガジェットをこよなく愛する40代。