観音開き式ドアが特徴的なワゴンタイプ「MINI クラブマン」が大きく進化を遂げ、新型へとバトンタッチされた。
2014年秋に発表された先代の「MINI 5ドア」で採用されていた、ボディ右側の観音開き式ドア(クラブドア)は廃止され、両サイドに2枚ずつの一般的な4ドアに変更している。
新型「MINIクラブマン」の全貌が明らかに!
先代の5ドアでは、クラブドアにMINIのアイデンティティを感じさせたが、一般的な左右2枚ドア+2リアドアの合計6ドアへと変更され、後部座席も3人乗車可能(全体で4人乗りから5人乗りへ)と改良されたため、確実にユーザビリティは向上していると言える。
また、荷物などで手が塞がっている時には、イージー・オープナー機能によって、リモコンやリア・バンパー下で軽く足を動かすだけで簡単にドアを開けることが可能となっている。
居住性を確保するため、ボディのサイズも拡大されており、先代より273mm長く115mmワイドになった。ホイールベースとしては「MINI クロスオーバー」よりも長い。
また、コントラスト仕上げのルーフとミラーキャップは、ホワイト・ブラック・シルバーの3色が用意されており、BMWと同様のフィンアンテナを採用している。
インテリアには、MINIのアイデンティティを感じさせる255の色調と12段階の明るさを選択できるLEDのアンビエント・ライトが採用され、室内空間に様々な表情を持たせることができる。
丸型のセンターディスプレイも然ることながら、ステアリング・コラム上に配されたメーターなどもドライバーをその気にさせてくれる。
なお、モデルのラインアップとしては、ベーシックな3気筒100kW(136hp)の「MINI クーパー クラブマン」、スポーティーな4気筒141kW(192hp)の「MINI クーパーS クラブマン」の2タイプ展開を予定。
5ドアから6ドアへ、4人乗りから5人乗りへと進化を遂げた新型「MINI クラブマン」。日本での発売時期や価格についての詳細は未発表だが、オフィシャルサイトに告知されているため、日本発売も間近であろう。
※掲載の写真は、欧州仕様のため日本導入予定のモデルとは細部で異なる場合があるほか、一部オプションを含んでいる場合があります。
【関連記事】
■ワーゲン「ザ・ビートル」に最も買いやすいベースモデルが追加!7月7日から販売開始
■夏にぴったりなMINI CROSSOVERベースの日本限定2モデル
■ドラマ『TRICK』にも登場したトヨタ「パブリカ」のマメ知識!
■次世代の軽キャンピングカー「next camper」から団塊世代・シニア層向けに新キット登場
参考 – MINI USA、Youtube : The New MINI Clubman Revealed: Product Film