美しいフォルムとスポーツ性の高い走行性能。スポーツカーは、やはり魅力的です。外車にあるフォルムやデザインの美しさも好きですが、国産にも憧れのスポーツカーがあります。その中の1台が日産の「GT-R」です。
映画「ワイルドスピード」にも登場のモデルがあった!
映画「ワイルドスピード」でも使用された人気の車種。映画の中では高価なクルマが次々とクラッシュしていくため、「GT- R仕様の25GT-t」を使用し撮影が行われました。
走行している時のカッコよさは、クルマやバイクが好きな人にとっては毎回目が離せない人気の高い作品ですね。何といってもカーアクションがカッコ良すぎます。
故ポールウォーカーさんも国産の車を愛した人の一人。
まだ一度も見たことがなかった方は、是非一度みてほしい映画です。
ポルシェと互角の勝負!「GT-R」の底力発揮!
最新のレーシングマシン「ポルシェ904」を追い越した伝説をもつ新しいタイプのスーパーカー。
当初の「GT-R」のエンジンは、S20型で、1969年2月のレーシングカーR380から開発されました。1972年までにレースで通算52勝を獲得。
2代目のGT-Rは、排ガス規制もあり197台で生産終了となりました。
ライトが丸型の4灯が特徴的なモデルです。
16年ぶりの復活を遂げた「GT-R」32型
1989年5月には、3代目となるBNR32型が登場。
約16年ぶりの復活となりました。エンジンを1,998㏄直列6気筒4バルブDOHCから2,568㏄直列6気筒4バルブDOHC、2基のセラミック製のツインターボへと進化しています。さらに4輪駆動システムを搭載
1990年に参戦した全日本ツーリングカー(JTC)選手権で優勝。JTCシリーズが終了するまでに通算29勝を獲得しています。
リアウイングカーボン仕様があった!?
4代目となるGT-R(BCNR33型)は1995年にフルモデルチェンジ。
エンジンは、RB26DETT型により280ps / 6800rpm、37.5kgm / 4400rpmへ改良。前アッパーアームをI型からA型に変更し、前後の重量バランスも考慮されました。
標準車の他に「GT-R VスペックN1」がありN耐参戦のモデルをベースにしたタイプで、リアウイングがカーボン製仕様。
特別限定車!1000台はいったい今どこに?
BNR-34型は1999年に発売。Vスペックにアドバンスドエアロシステムを採用し、ブレーキにブレンボ製を標準装備しています。
現在日産のカルロス・ゴーン氏にも「日産で最も好きなクルマ」としても有名な「GT-R」。2002年の8月に生産終了を発表。「M spec Nur」「V spec Ⅱ Nur」の特別限定車は、1月24日の発表日に1000台が完売しています。
金色に塗装されたN1 仕様エンジンやN1 タービン、シャフト、ピストンなどを採用。スピードメーターには300km / hのスケールのものが装備され、専用色にミレニアムジェイドがありました。
2017年「GT-R」新たな歴史の開幕戦はじまる!
2017年のGT-Rでは気筒別点火時期制御を導入し、出力やトルク、燃費性能を向上を図っています。
エンジンは新世代の3.8L V型6気筒、VR3 8型ツインターボを搭載。さらにGR6型デュアルクラッチトランスミッションを採用し進化を遂げています。
強力なダウンフォースと空気抵抗の低減を獲得し、燃費は10.15モードで8.8㎞ / Lを実現。
最高出力419kw(570ps)、最大トルク637N・m(65.0kgf・m)。ショックアブソーバー、スプリング、スタブライザーのセットアップにより安定した走行を可能にしています。
マルチパフォーマンスをコンセプトにし、雪道や滑りやすい路面の状況にも対応。トランスミッションのセットアップスイッチを「SEVE」モードにすることで、路面から受ける力を吸収し安定性が確保されています。
気になる価格は?
GT-R Pure edition(4WD)996万840円
GT-R Black edition(4WD)1186万9,200円
GT-R Premium edition(4WD)1170万5,040円
GT-R Track edition engineered by nismo(4WD)1369万9,800円
GT-R NISMO(4WD)1870万200円
価格設定もバージョンアップされているようですね。その存在感に圧倒されそうです。
映画登場の機会も近いかも?!
「GT-R」は、どのモデルにも圧倒的な存在感がありますね。2002年の生産終了からの復活。映画「ワイルドスピード」に登場する可能性もあるかもしれないですね。
今後の「GT-R」の活躍に期待したいと思います。