ヨコハマに姿を見せたエド・ロスのショーカー「Orbitron」が近未来的過ぎる!

エド・ロスという名前に聞き覚えはありますか? 当サイトでも以前、『ラットフィンクの生みの親”エド・ロス”を3分で知る』でご紹介したローブロー界の立役者です! 先日、行なわれたヨコハマホットロッドカスタムショー2016に、そのエド・ロスが造ったホットロッドカーが登場したので紹介しますね。

フルレストアされた「Orbitron」

エド・ロス の造ったホットロッドカーは幾つも存在しますが、中でも「Orbitron」はバブルトップと呼ばれる、半円形のドームのようなガラスで囲まれたコクピットを持つ、極めてユニークな車両です。

1964年に造られた「Orbitron」。近未来的なフォルムを持つホットロッドマシンです。バブルトップ以外にも、フロントノーズに突き出た赤、緑、青のライトが印象的ですね。これは、ちゃんと光の三原色によって強い白色光ビームを作成するように造られてるのです。

283キュービックインチエンジンを搭載

写真はレストア前のエンジンになります

パワートレインには、1955年生、シボレーの283ciエンジンを搭載し、2速トランスミッションが組み込まれています。

フレームは、2×4インチのパイプを用いてハンドメイドで造られています。

ブラウン管テレビ搭載

インテリア……というよりコクピットは、ファーで覆われているところと、中央部に置かれたブラウン管テレビが目を引きますね。ナビ時代の到来を予期して造られたのでしょうか? どことなく現代のコンセプトモデルと通じるものがあります。

予期していたにしろ、そうではないにしろ、シンプルで現代に通じるコクピットとなっています。

イラストも実に良い感じです。

しかし、そんな輝かしい「Orbitron」も、エドロスの手を離れた後、幾人かのオーナーを経てメキシコの風俗店の前でゴミ箱として扱われるようになっていました。見るも無惨ですが、確かに原型は留めていますね。

特徴的なバブルトップとフロントノーズはありませんが、確かに「Orbitron」の成れの果てです。悲しい……。

「Orbitron」をレストア開始

2006年にマイケルライトボー氏は、メキシコで「Orbitron」の残骸を発見。交渉のすえ購入し、レストアを計画しました。

レストアにはギャルピンモータースポーツが敢行しました。やはりあの状態からではほぼフルレストアになってしまいますね。

かくして「Orbitron」は復活し、今回はヨコハマホットロッドカスタムショーに出展されるようになりました。写真のように、見事なまでの再現力です。

これが先日、ヨコハマホットロッドカスタムショーで、その勇姿を存分に見せつけてくれた「Orbitron」です。どうやらレストアは無事、終了したようですね。それにしても見事なまでの再現力!さすがです。

インパクト抜群の「Orbitron」。まさにカスタムカルチャー黎明期の活気を感じさせてくれる歴史的な一台ですね。

参考 –  Kustomrama
センカクダイバー

センカクダイバー

悲運の元パチンコ・パチスロライター。ベスパ歴27年、ミニクーパー歴2年のモッズ系猛禽類。旧車を好むクセに機械イジりや整備はサッパリというご都合主義者。