ポール・ニューマンがル・マン総合2位を獲得した79年式ポルシェ935の落札予想価格がヤバい!

ポール・ニューマンという名前に聞き覚えはあるでしょうか? 若い方にはあまり馴染みがないかもしれませんが、40〜50代には堪らないハリウッド映画スターのことですね。さらに、ポール・ニューマンには、また俳優とは別の顔がありました。それはレーサーとしての側面です。今回は、そんなポール・ニューマンのレーサー面に関わりのある、クルマについてお話しましょう。

ポルシェ「935」

ポルシェ「935」は国際自動車連盟のグループ5(シルエットフォーミュラ)規定に合わせて製作されたレーシングカーになります。ポルシェ「カレラ3.0RSR」に搭載されていた排気量2,993cc水平対向6気筒エンジンをベースにターボチャージャーを装着するなどの改良を施し、560馬力を発揮します。

非常に強力な車両で、どのレースでも「935」に対抗可能な車は存在しないと言われたほどです。当時はどのレースでも最低5台の「935」が出場しているほどだったそうです。

1979ポルシェ・935 LE MANS RACER

1979年のル・マンレースは、ポール・ニューマンがポルシェ「935」で参戦したということで話題となりました。実際のレース前半では、圧倒的にワークスポルシェの「936」が速かったそうですが、トラブルにより後退し、気がつけばポールニューマンのポルシェ「935」が2位になるという快挙となりました。

ル・マンレースで総合2位を獲得

こちらののポルシェ「935レーサー」シャーシ番号「009 00030」がポール・ニューマンの運転した車両です。ドライバーは、ロルフ・シュトメレン、ポール・ニューマン、ディック・バルボアの3人になります。大雨のレースで総合2位、IMSAクラス優勝を果たしました。

ペブルビーチ・エレガンス・コンテストに出品

米カリフォルニア州で行われるペブルビーチ・エレガンス・コンテストの公式オークションハウスであるGooding & Companyは、この記念的な1979年製ポルシェ「935レーサー」シャーシ番号「009 00030」を、8月20日のオークションに提供すると発表しました。

1976年から1984年の間に150以上の勝利を獲得し、1981年ル・マン24時間と、1983年セブリング12時間ので総合優勝を獲得した、レース界の歴史を語る上で欠かせない一台です。

落札予想価格は4,500万〜5,500万ドル!?

車両は2006年に、ポルシェの第一人者であるポールウィルソン氏によってフルレストアされました。カラーリングは、ポール・ニューマンがレースデビューした1979年の「南国ハワイ」仕様となっています。

Gooding & Companyは見積価格を発表していませんが、オークションでの落札予想価格は4,500万〜5,500万ドル(4億5,800万〜5億6,000万円)あたりになると言われています。

レースマニア的にも、ポール・ニューマンファンにもアピールできる車両ですから、それぐらいの値段になるのも仕方ないのかもしれませんね。それにしてもレースカーって本当に高いですよね。筆者はレースカーよりも、公道を普通に走れるクルマが欲しいです。

参考 – HiConsumption、画像 – Flickr : Jim Culp

センカクダイバー

センカクダイバー

悲運の元パチンコ・パチスロライター。ベスパ歴27年、ミニクーパー歴2年のモッズ系猛禽類。旧車を好むクセに機械イジりや整備はサッパリというご都合主義者。