ご存じだとは思いますが。車を愛する人が集まる場所として、富裕層が訪れるコンクールがあります。
自動車レースがきっかけとなり、1950年代から半世紀以上の歴史がある「ぺブルビーチ・コンクール・デレガンス」。車を愛する人なら知っているコンクールです。
ゴルフコースに世界中から名車が集結
全米でもトップクラスのゴルフコースで、ゴルフコースの18番ホール周辺に、世界中から名車やコンセプトカーが集まり行われます。
クラシックカーだけでなく、スポーツメーカーにとっての新車の発表にも使われる、とても注目度の高いコンクールです。また車を通して各国の人々と交流もでき、貴重な時間を過ごすことができるようです。
歴史のあるクラッシックカーが現役で活躍
現役のクラシックカーとして、実際の走行ができることが価値として評価され、厳選な審査の下その価値の高さを競います。
前日のツール・ド・エレガンスでは、ルート1号線を通りカーメルという町に立ち寄るため、見物する多くの人達で周囲の町やホテルがにぎわいをみせる期間にもなります。
インテリアのデザイン性や美術的な評価も高い
クラシックカーのなかには、斬新なデザインの外観や美しさも見られます。また内装のインテリアについても、新しくおしゃれと思えるデザインの車もあります。
車は速さだけでなく、その外観やインテリア、先進技術の追求など奥深く、ただ富裕層のための価値としてスポーツカーをみるには、もったいない美術的な要素もあるものだと感じています。
新しい高級スポーツカーにも出会える
コンセプトカーとしての新車には、メルセデス・ベンツやアストンマーティン、フェラーリなども集結します。また、以前ランボルギーニが、2億円を超える限定のモデル「センテナリオロードスター」を公開する場所として、このぺブルビーチを選んだこともあります。
限定20台完売! ランボルギーニの「センテナリオロードスター」
ランボルギーニの「センテナリオロードスター」は、クーペとオープンモデルがあります。創業者であるフェルッチオ・ランボルギーニの生誕100年を記念し限定生産されたもので、各20台が完売となったスポーツカーです。
次回は2017年8月20日に予定
次回のぺブルビーチ・コンクール・デレガンスは、2017年8月20日に予定されています。どんな車がエントリーされるのか注目のコンクールです。限定のモデルが発表になることもあります。
クラシカルな歴史と新しい技術の進化に注目し、次の開催を楽しみにしたいと思います。
そして、いつか機会があればルート1号線を走り、立ち寄り地であるカーメルを訪れてみたいと思います。車を愛する人達と、様々な価値観にふれることができるかもしれませんね。