イタリアの老舗スクーターメーカー「ピアジオ」が製造するオート三輪「Ape」。発展途上国で大活躍しているのは周知の事実ですが……、それでもやっぱりフィリピンで活躍している「Ape」の変幻自在っぷりがスゴイのです!
そこで今回は「Ape」の多方面での活躍っぷりを、画像中心でご紹介しましょう。
タクシーに使われている!
タイトル画像の消防車仕様に続いては定番のタクシー仕様。キャビンとの境目は幌と同素材です。
靴屋にも使われている!
お次は靴屋さん! 荷台に棚が設置されています。移動販売車という位置づけですね。
ゴミ収集車にも!
小回りが利いて良さげですが、あまりゴミの積載量は望めませんね……。
ピックアップ・トラック
ピックアップだって、もちろん「Ape」。画像は長物を積めるロングデッキタイプです。本社運営のグローバルサイトでは、「Ape Classic」というモデル名です。
本車両がベーシック中のベーシックですので、記事末尾にスペックを記載しておきます。
宅配車としても活用!
写真からは伝わり難いかもしれませんが、こちらは宅配車です。日本だと軽ワンボックスが使われていますが、「ape」でもいいかもしれませんね。
救急車としても活躍
ココまで出来るなら、救急車だってアリ! ただし、車内での処置は厳しいかもですね……。
サファリカーにだって変身!
まだまだ続きます! こちらはサファリカーバージョンです。富士サファリパーク的な園内を走る感じですかね。ライオンに襲われないか不安になります。乗客は横向きに座る形となり、定員8名とのこと!
給水車としての活用例も!
荷台に積んでいるのはウォータータンク。断水時や災害被災地で活躍しているのでしょう! 自衛隊にも導入して欲しいですね。
極め付けはケーキ屋さんだ!
そして最後はケーキ屋! 荷台がショーケースにされています。色合いが少々悪いのと、ディスプレイされる商品点数が少ないところが残念です。
結果、「Ape」は働き者だ!
消防車からケーキ屋まで、あらゆるカタチで働くクルマ「Ape」。どの仕様も何故か微笑ましく、働く姿を見かけたら、つい「頑張って!」なんて声をかけてしまいそうですね!
この魅力的なオート三輪「Ape」、残念ながら日本での正規輸入販売は行われておりません。並行輸入車両は見かけますので、ご興味を持たれたという方は調べてみて下さいね!
「Ape Classic」のスペック
- 全長×全幅×全高:3,150×1,490×1,685mm
- ホイールベース:2,120mm
- シート高: – mm
- 車両重量:450kg
- エンジン種類:ディーゼル単気筒
- 総排気量:435cc
- 内径×行程:86.0×75.0mm
- 圧縮比:19.01
- 最高出力:5.5kW / 3,500rpm
- 最大トルク:18Nm / 2,000rpm
- 最高速:45km/h