2017年仕様の最新「GT-R」が大進化を遂げた!【ニューヨーク国際オートショー16】

2016年4月2日まで開催された「ニューヨーク国際オートショー2016」で日産自動車はプレミアムスポーツカー「GT-R」の最新モデルになる2017年仕様を発表しました。

「GT-R」は、2007年の登場時から毎年改良を施す「イヤーモデル制」を採用し、「GT-R」は毎年確実に進化を遂げ、世界の名だたるスポーツカーと肩を並べるパフォーマンスを、そのスポーツカー達よりも半分近いコストで手に入れてきました。

2017年モデルは年次改良以上の大改良!

2017年仕様を見ると、まず目に付くのはフロントバンパーのデザインの変化ですね。日産ブランドのデザインシグネチャーであるVモーションを採用し、バンパー下部のグリルの形状にも改良を加え、よりアグレッシブな印象を与えると同時に、冷却性能や空力性能を向上させ高速走行時の安定性をより改善しています。「GT-R」開発時の目標として「時速300km/hの高速走行中でも助手席の人と会話できる静音性と安定性を実現する」とありました。

新形状のフロントスポイラーを採用

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フロントバンパー下部には、新形状のフロントスポイラーを採用しています。「SUPER GT」をはじめとした日産のレースカー直系の血統を感じさせるデザインであると同時に、高レベルのダウンフォースを維持しています。また、見た目では変化がわかり難いですが、ボンネットにも改良が加えられており、300km/h以上の高速走行での空気の流れから生じるボンネットを浮き上がり、変形を抑制しています。

匠の技術は限りなく完成の域か?

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2017年仕様「GT-R」の心臓部には、初期モデルから車体とともに進化を遂げてきた3.8L V6ツインターボエンジン「VR38DETT」が搭載されています。その最高出力は昨年モデルから20馬力アップし、570馬力。この570馬力という数字は、あくまでも”570馬力は保証する”というものであって、1基1人で厳密に管理されたクリーンルームで組み立てられたユニットは、公称以上のパフォーマンスを秘めています。

電子制御バルブを搭載し、軽量化にも貢献する新設計のチタン製合金マフラーに加え、アクティブ・サウンド・コントロールの採用により、心地よいエンジンサウンドを提供しています。駆動系もノイズとスムーズなシフトチェンジを可能とした6速デュアルクラッチトランスミッションを採用し、0-60mph加速が2.7秒という駿馬です。

今回一番大改良したのはインテリア!

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インテリアは、大きな変化を遂げています。クルマの状況、ナビ機能などクルマとのコミュニケーションツールに相当するディスプレイは、搭載位置が下がったことによってダッシュボードがフラットになり、前方の視認性が向上しています。7インチから8インチに拡大し、操作性に優れた大型のアイコンを採用しました。

パドルシフトは、ステアリングホイール固定タイプに変更

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操作系は、カーボン製センターコンソール上にITコマンダーを配置することで、前方へ身を乗り出すことなく操作を行えます。パドルシフトは、ステアリングホイール固定タイプに変更され、ドライバーが手を離すことなくシフトチェンジできます。

2017年仕様の「GT-R」は米国では今夏より販売を開始

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上の写真が「GT-R」の2007年モデル、下が2017年モデルになります。両者を比べると、スポーティさが増して、進化していることが一目瞭然ですよね。この2017年仕様の「GT-R」は米国では今夏より販売を開始するそうです。日本での販売時期、価格が非常に気になるところです。

それでは「GT-R」の製作行程が楽しめる動画をご覧ください。

いかがでしたか? 「GT-R」がどのように作られているのかがわかって楽しめたのではないでしょうか? 日本での販売が本当に楽しみですね。

参考 – 日産自動車、 Youtube : 2017 Nissan GT-R: Precision craftsmanship

クリハラジュン

クリハラジュン

大学生時代に就活せず自動車ライターをはじめ、生活の全てを愛車のインプレッサ WRX STI Type Rにささげているクルマ馬鹿でありマカーです。