2014年以降、ルノー製のパワーユニットに強い不満を募らせていたレッドブルは、2016年末まで結んでいたルノーとの契約を前倒しで解除した。しかし、すぐに決まると思われた次のパワーユニット供給先探しが難航し、一時期はF-1撤退すら示唆していたが、ここへ来てようやく次のパートナーが決まったので紹介しよう。
パワーユニットの名前は…タグ・ホイヤー?
結局レッドブルは、再度ルノーとの交渉を再開し、パワーユニット供給の契約を結び、パワーユニットのネーミングライツ(命名権)をタグ・ホイヤーが取得するという契約を発表するに至った。また、チームの公式計時および公式腕時計、パフォーマンスパートナーとしてタグ・ホイヤーと複数年契約を結んだことも発表した。
今後、レッドブルのF1マシンの正式名称は「Red Bull Racing -TAG Heuer RB12」になる。
タグ・ホイヤーとレッドブルとのコラボレーション
高級時計ブランドとして名を馳せたタグ・ホイヤーとレッドブルとのコラボレーション。
今まで散々な戦績を残してきたルノーのパワーユニットで勝負になるのか? などなど、気になることは山盛りだが、今後のレッドブルの活躍に期待したい。
参考 – TAG Heuer signs the Red Bull Racing Formula 1 Team、 Paul Williams、 Aurimas
Writer:
上中達也