日本が誇り、世界が注目する新年第一弾のカスタムカーショー「東京オートサロン2016」。
2016年1月15日〜17日に千葉県・幕張メッセで開催されたこのイベントには、今回もかなり注目のクルマが目白押し。それらの中でも、特に”魅せる”ことにこだわった出展車両たちを紹介しよう。
内装にスワロ4万個! LED5,000発で宇宙を演出!
映画『スターウォーズ』のテーマ曲を大音量で奏でながら、ACG合同ブースに展示されていたトヨタ・プリウス。
注目はインテリアだ。高級クリスタルのスワロフスキーを4万個もあしらい、5,000発ものLEDを装着することで、宇宙空間を演出。室内はさながら、美しい星空を眺めるプラネタリウムのような雰囲気になっている。
リヤのラゲッジスペースにも、アクリルやファイバーによりGROUND ZERO製アンプなどを包み込み、まるでスペースシップが宇宙を進んでいるかのようなイメージに。
ちょうど最新作『スターウォーズ・フォースの覚醒』が公開中だし、かなりタイムリーなカスタムだと言えるだろう。
とにかく、「これがエコなハイブリッドカー、プリウスの内装? 」と目を疑いたくなるほどの出来映えだ。ただ気になるのは消費電力…かなり電気を食いそうだけど、そんなことを気にしていてはカスタムできません! とにかくブラボーな1台だ。
リアルな炎に立体オーディオメイク
プロショップのOF Customsが製作したトヨタ・スープラ。注目はボディペイントとカスタムオーディオだ。
ボディのグラフィックは、リアルフレイムスという手法。フレイムス(ファイヤーパターン)は、エアブラシ・アーティストTomohiro作で、立体的に描かかれた炎は、まさに”リアル”だ。
リヤラゲッジスペースやインテリアには、ロックフォード製アンプやスピーカーを搭載。ファイバーを駆使して作られたその造型は、3D感が満点。ちなみに、エンジンはレクサス・LS430用のV8に換装。走りが充実しているのも魅力だ。
ラメ入りペイントやアクリルワークが光る!
カスタムカー製作などのプロショップ、PROGRESSが出展したランボルギーニ・ディアブロ。
ボディには、ステラという超微粒子のラメが入った塗料を使用。ドアなどのブルーの炎は、こちらもリアルフレイムスで、ピンストライパーの泉総合芸術會が担当。ボディ下に入れたLEDなどと相まって、怪しげな雰囲気を醸し出している。
ボンネットには、アクリル板でウインドウを作り、ランボルギーニ・マークもペイント。フロントラゲッジ内にデコレートした、GROUD ZERO製アンプなどが外から覗くことができる演出だ。
コクピット内には、センターコンソールにiPadをセット。アメリカのAuto Meter製デジタルメーターは、GPSで走行地点の速度計測ができるハイテクマシンだ。
とにかく、派手さは満点。イタリア人もビックリ! のランボなのは間違いない。
レザー風シートを貼ったメーカー純正カスタム
ニッサン・ブースでは、フランスのファンション・ブランド「ロリータレンピカ」とコラボした車両が展示されていた。
■ジューク
■ノート
■マーチ
3台は、同じようにルーフにブラックレザー風のフイルムを貼りラッピング加工。
シートは、リアルなブラックレザーで、車種で異なるボタンも装備。ダッシュボードやフェンダーなどには「ロリータレンピカ」のロゴエンブレムも装着して、人気ブランドとのコラボをアピールしている。
ちなみに、マーチは、フランス・ニッサンで限定車としてすでに販売されている仕様と同じ。
ジューク、ノートも含め国内導入されるかは、今回のショーなどでの「反響を見て」とのことだ。