楽しみな新技術!東芝がEVの走行距離を3倍にする次世代バッテリーを2019年に製品化予定!

フランクフルト国際モーターショーでは、各自動車メーカーが続々とEVコンセプトカーを発表していましたね!

2019年に発売予定!EVコミューター「Honda Urban EV Concept」は過去の名車を彷彿させる!

そんななか、ホンダが2019年のEV市販を明言しつつ発表した「Honda Urban EV Concept」は、オコ顔からの脱却もあり(笑)、賞賛されました。

一方で、それに先立って発表された国産EVの先駆者である日産「LEAF」の新型ですが……

航続距離は400km!モデルチェンジした日産「リーフ」は新機能こそが魅力だ!

モデルチェンジを受けて新機能を多数搭載したうえ、航続距離が400kmに延びていました。

が、それはあくまでもカタログ数値であり、実燃費(電費)を考慮すると、往復100km程度での実用向けモデルであると言えます。

周知の事実ですが、EV普及のブレイクスルーに求められるのは、航続距離と充電時間の短縮を実現するテクノロジーであり、それは電池性能と充電設備の充実による所が大きいのです。

EVの航続距離が3倍になる新技術を東芝が開発!

そんなEV普及のブレイクスルーを実現する一助となるバッテリーの開発に東芝が成功しました! 一般的にリチウムイオン電池の負極材として使用されるのは黒鉛ですが、それと比較して2倍の容量を持つ、チタンニオブ系酸化物を負極材に用いた次世代リチウムイオン電池(次世代SCiBTM)です。

今回東芝が試作したのは容量50AhのEV用電池。負極材として採用したチタンニオブ系酸化物は、超急速充電や低温充電でも電池の劣化や短絡の原因となる金属リチウムの析出が無く、耐久性と安全性に優れています。独自の合成方法により、結晶配列の乱れが少ないという特徴があります。

結晶構造中にリチウムイオンを効率的に供給することができ、現行SCiBTMの特徴である高い安全性と急速充電特性を維持しながら、負極容量(単位体積当たりの容量)を黒鉛に比べ2倍に増加させることが可能になりました。

わずか6分間の急速充電で320kmの走行が可能!

このSCiBTMは、高エネルギー密度でかつ超急速充電が可能なので、電気自動車(EV)用途に最適。EVに搭載すると、わずか6分間の超急速充電で、従来のリチウムイオン電池を搭載したコンパクトEVと比較して走行距離を3倍の320kmに延ばすことが可能。これはユーザーの立場から見れば、革新的な技術と言えましょう!

また次世代SCiBTMは、現行SCiBTMの長寿命・耐低温特性を合わせて実現しています。実証実験では、充放電を5,000回繰り返しても90%以上の電池容量を維持すること、それにマイナス10℃の低温環境下での10分間の超急速充電を確認しています。

繰り返し充電による性能低下が極めて少ない点も、ユーザーの立場からすると見逃せません!

東芝は、この次世代バッテリーの開発を進め、2019年度の製品化を目指すそうです。何かと残念なニュースが続いている東芝ですが、コレは注目の新技術。素直に応援したいと思います。

参考-東芝
Reggy

Reggy

オートバイ系雑誌・書籍編集をする傍ら、自転車輸入販売業として起業。得意ジャンルは自転車(子ども車・子ども乗せ・クロスバイク)・オートバイ・自動車・アウトドア。