うわっ懐かしい!ボルボのイメージを一新させた名車「ボルボ850」が25周年記念!

ボルボ「850」というクルマをご存知でしょうか。今から25年前に登場し、それまでのボルボの全てを一新させたとまで言われるエポックメイキングなモデルのことです。今回は発売25周年記念という意味合いも込めて、ボルボ「850」について紹介していきましょう。

ボルボ「850」

ボルボ「850」は、1991年に発表されました。エンジン横置きのFWDレイアウトを採用し、直列5気筒エンジンを搭載し、以後のボルボ車の設計に大きな影響を与えたエポックメイキングなモデルと言われています。

4つの”世界初”を備えたダイナミックなクルマ

この新型車は、「4つの世界初を備えたダイナミックなクルマ」というキャッチコピーで発売されました。4つの世界初とは…

  • 横置き直列5気筒エンジン
  • ボルボ独自のデルタリンクリアアクスル
  • サイドインパクト・プロテクション・システム(SIPS)構造
  • 自動調節式フロント・シートベルト

パッと見のデザインこそ同社の「700」シリーズを彷彿とさせるものでしたが、「850」シリーズは完全に新設計でした。初手から「自動車のスターとなる車種」を目標に開発を目指したモデルと言われています。

世界で最も安全な車

また、発売当初からボルボ「850」シリーズは、メディアに「世界で最も安全な車」と称されていましたが、1995年にはさらに新たな世界初の称号を得ました。ボルボ「850」は、サイドエアバックを搭載した世界初の量産車でもあるのです。

ボルボ「850」エステートモデル

1993年になるとラインアップにエステートモデルが加わりました。このエステートモデルは、Dピラー全体を覆い尽くす縦長のテール・ライトが外観上の特徴です。イタリアの「最も美しいエステート」賞や日本の「1994年グッドデザイン大賞」を受賞しました。

また、日本市場では1990年代のステーションワゴンブームの火付け役となり、スバル「レガシィ」や日産「ステージア」などのステーションワゴンに大きな影響を与えたとも言われています。

レーストラックに回帰

1994年、ヨーロッパで最も権威あるツーリングカーシリーズBTCC(英国ツーリングカー選手権)に2台の「850」エステートモデルが参戦したことでも、絶大なる注目を集めました。1995年になると、レギュレーションの変更で、エステートモデルでの参戦が禁止されましたが、この年はサルーン・モデルへスイッチして参戦。そのシーズンでは総合成績で3位となりました。

1997年に「850」シリーズの名称は終了

1,997年には「850」シリーズに大幅な改良が施され、サルーンモデルは「S70」に、エステートモデルは「V70」へと名称も変更されました。それまでのボルボとしては異例にも6年という短命で「850」は終了となったわけです。

様々な”世界初”を持つエポックメイキングなモデルにして、レースでも活躍し、それまでのボルボのイメージを完全に払拭した「850」シリーズは、累計136万522台という大ヒット車ともなりました。

40代以上の方であれば「850」エステートシリーズが、バブル華やかなりし頃、大ブームになっていたことを目の当たりにしていることでしょう。 本当に懐かしいですね。

参考 – PR TIMES、画像 – Flickr :  Max Morley

センカクダイバー

センカクダイバー

悲運の元パチンコ・パチスロライター。ベスパ歴27年、ミニクーパー歴2年のモッズ系猛禽類。旧車を好むクセに機械イジりや整備はサッパリというご都合主義者。