フォルクスワーゲンは、コンパクトカーの世界的ベストセラー「Golf」シリーズでは初めてとなる、本格的なクロスオーバー4WDステーションワゴン「Golf Alltrack(ゴルフ オールトラック)」を7月21日(火)より販売開始しました。
ヴァリアントがベース
「Golf Alltrack」のベースとなるモデルは、「いまを生きる人のためのジャーマン・ステーションワゴン」として、昨年(2014年1月)から国内販売を始めた「Golf Variant」。そのため「Golf Variant」の特性である優れた積載力(605L～1,620L)と幅広い用途に対応できる使い勝手などがそのまま生かされているのです。
そのほかの特徴として挙げられるのは、車名の「Alltrack」が示すとおり、オンロードからラフロードまでのあらゆる路面状況下でも、高い信頼性と快適な走破性を提供するフォルクスワーゲンが誇る独自の四輪駆動システム「4MOTION」です。
力強さと都会的洗練を兼ね備えたエクステリアとインテリアデザイン
「Golf Alltrack」は、クロスオーバー4WDモデルであることを強調する様々なアイテムを専用装備しています。前後の専用バンパーにはクローム装飾をアクセントに用いています。さらに、ベースモデルの「Golf Variant」と比べ、25mm 高くなった車高との視覚的な相乗効果によって、とてもパワフルでタフなイメージの外観に仕上がっています。
足元も、205/55R17のタイヤと7JX17インチの専用アルミホイールを採用することで、アクティブ＆ラグジュアリーを醸し出しています。また、インテリアにもデコラティブパネル、ドアシルプレート、ファブリックシートなど、「Alltrack」専用アイテムを数多く採用しています。
「ゴルフ」シリーズ初の1.8リッターTSIエンジンと6速DSGトランスミッション
「Golf Alltrack」に搭載するエンジンは、シリーズ初の1.8リッターTSIエンジンです。この最新のパワーユニットの最高出力は132kW(180PS)で、最大トルクは280Nm(28.6kgm)となっています。
そして、このエンジンに組み合わされるギアボックスは湿式多板クラッチ式の6速DSGトランスミッションで、オンロードはもちろん、ラフロードでもクロスオーバー4WDモデルとしての卓越したドライバビリティを如何なく発揮します。
本格的なラフロード性能
「Golf Alltrack」のドライビングプロファイル機能には、通常の「ノーマル」、「エコ」、「スポーツ」、「カスタム」に加え、専用開発した「オフロード」モードを追加しました。このモードを選択すると、ABSの調整 制動距離をより短縮するためホイールロックの間隔を制御、ヒルディセントアシスト 下り勾配で車速が一定になるよう自動制御、アクセルペダルの特性変更 踏み込みの反応特性を変更し緻密にアクセルをコントロールといったアシスタンスシステムをラフロード走行用プログラムに変更して、より安全なラフロード走行を提供します。
Golf Alltrack の主要諸元
全長×全幅×全高：4,585×1,800×1,510 mm
ホイールベース：2,635 mm
車両重量：1,540kg
エンジン：直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ
排気量：1,798cc
最高出力：132kW(180PS) / 4,500～6,200rpm
最大トルク：280Nm(28.6kgm) / 1,350～4,500rpm
トランスミッション：6速DSG
駆動方式：フルタイム4WD
なお、価格は、「Golf Alltrack TSI 4MOTION」が347万円(税込)、レーンキープアシストシステムやフルカラーマルチファンクションインジケーター、バイキセノンヘッドライト、ダイナミックコーナリングライ、ヘッドライトウォッシャーを装備した「Golf Alltrack TSI 4MOTION Upgrade Package」が 367万円(税込)です。
この価格は、現在国内で販売されている輸入4WDモデルの中では、もっとも手が出しやすい価格となっています。フォルクスワーゲンの”ゴキゲン♪”な最新4WDモデルを手に入れてみてはいかがでしょうか。
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