コレは事件だ!VWがEVミニバンのコンセプトカー「I.D. BUZZ」の市販化を公式発表した!

VWを筆頭に、ヨーロッパの自動車メーカーがEV化を加速させています。その原因の一つが、ディーゼル車の排出ガス不正にあることは明らかです。本来、ヨーロッパの自動車メーカーが不正の詳細を公開しないままで、許されるべきではありません。

一方で、大局的に見れば、EV化は抗しきれない現実でもあります。世界最大の自動車メーカーであるVWは、EV推進派であると知られています。

自動運転にも対応!VWの小型EVコンセプトカー「I.D.」はまるでロボット!?

当サイトでご紹介した通り、コンパクトEVの「I.D.」を第1弾として発表したのを皮切りに……

完全自動運転のEV!VWのコンセプトモデルは伝説的モデル「Microbus」のリバイバルだ!

過去の名車「Microbus」のリバイバルモデルでもある「I.D. BUZZ」を第2弾としてリリース!さらに……

2020年に市販予定!VW「I.D. CROZZ」クロスオーバー・コンセプトは「I.D.」シリーズの第3弾!

クロスオーバー・モデル「I.D. CROZZ」を発表。

コンパクトカー、ミニバン、クロスオーバー・モデルと、EVモデルのラインアップ化を視野に入れていることが分かります。

「I.D. BUZZ」をベースにした市販車をリリースする!

EVの市販化に積極的な姿勢を示しているVWが、なんと「I.D. BUZZ」をベースにした市販モデルを販売することを同社CEOの”Herbert Diess”が公式に発表したのです!

車両の詳細は既に上掲の過去記事にて掲載しているので割愛しますが、この「I.D. BUZZ」は今年の年初に開催されたデトロイトショーで発表されたコンセプトカー。

日本では「バス」と呼ばれて親しまれた「タイプ2」をモチーフとすることでVWの源流を振り返りつつ、完全自動運転のEVとして未来を見据えた、新時代の「Microbus」です。

みんな大好き!ワーゲンバスについて2分で学ぶ

そもそも「タイプ2」とは、1950年にタイプ1(ビートル)をベースとしたVW工場の作業用車にヒントを得て開発された商用車です。

ビートルがベースなだけに圧倒的な耐久性と高品質を誇り、愛らしいエクステリアも相まって、商用車としてだけでなく、趣味車としても世界的に人気を誇った名車です。

そんな「タイプ2」をモチーフに開発された「I.D. BUZZ」は、完全自動運転のEV。

全長×全幅×全高=4,942×1,976×1,963mm、ホイールベースは3,300mmと、かなり大型のボディです。

プラットフォームには、同社のEV用プラットフォーム「モジュラー・エレクトリック・ドライブ(MEB)」を採用。前後に電気モーターを搭載、前後合わせて最高出力は374PS。床下に容量111kWhもの大容量バッテリーを搭載しています。

1充電当たりの航続距離が270マイル=432kmです。

「I.D. CROZZ」は2020年に市販化予定とされていましたが、今回「I.D. BUZZ」をモチーフとするモデルの市販化が発表されたのは晴天の霹靂!

ユーザー数の多いコンパクトカー&クロスオーバー・モデルは理解できますが、ご覧のような楽しみ方を期待する多くのユーザーから、市販化を希望する声が、VWを勇気づけたのだそうです。

完全自動運転こそ将来に譲るにしても、こんなEVをVWがリリースしたら……世界中の自動車メーカーも黙ってはいられません。

今後も加速するに違いない世界のEV事情、当サイトでもウォッチして行きますね。

参考-VW(グローバル)
Reggy

Reggy

オートバイ系雑誌・書籍編集をする傍ら、自転車輸入販売業として起業。得意ジャンルは自転車(子ども車・子ども乗せ・クロスバイク)・オートバイ・自動車・アウトドア。