VWがジュネーブモーターショー2017で発表したコンセプトモデル「Sedric(セドリック)」は、当サイトも注目している都市型EVコミューターです。
トヨタ、ホンダも同ジャンルにコンセプトモデルを発表していることからも、四輪メーカーが注力していることが分かります。
VW「Sedric」は完全自動運転!
それでは、販売台数ではトヨタを追い抜いて世界一のメーカーとなったVWが発表したコンセプトカー「Sedric」はというと……
ん~、ガワだけを見ると微妙な感じですね……
全四輪は、安全性を考慮して、完全にカバーに覆われています。
サイドドアは2枚構成になっており、前後両方向にスライドすることで、大きな開口部を確保します。
「Sedric」はEVコンセプトカー。ということで、このようなリモコン的な物体のボタン操作が可能となっています。
詳細は発表されていませんが、写真右のようなライトの色により、作動状況が識別できるようです。
VW「Sedric」は完全自動運転!
https://youtu.be/1VNoVygEDDI
コレがジュネーブモーターショーで公開されたときの様子。確かに無人でステージ上を走行しています。
完全自動運転だからラウンジのようなインテリアに!
正直な話、完全自動運転のコンセプトカーとしては、特に驚くべき内容ではありませんでしたが、ココだけは「おっ!」と思わせてくれたのがインテリアです。
完全自動運転だから成せるのが、このラウンジのようなインテリアです。ドライブする喜びなんて、VWはシティコミューターには求めていないことが分かります。ステアリングホイールも見当たりません……
室内の空気清浄のために竹炭製濾過フィルターを装備しているのですが、その効果をサポートし、また室内の”雰囲気”を高めるために、なんと植物を装備しているそうです!
VWが描く未来のEVコミューターだが……
VWが描く未来のEVコミューターの姿である「Sedric」。乗り物好きの筆者にとっては、確かに便利ではありそうですが、ちょっと淋しい気がしましたが、皆さんはいかがでしょうか?