気分はコンバット!フルレストアされた1943年製ウィリス・ジープ&トレーラー

「ジープ」といえば、現在はクライスラー社が商標を登録していますが、かつて…第二次世界大戦当時はアメリカのウィリス・オーバーランド社が「ジープ」を製造していました。今回は、そんな戦中に作られたウィリス「ジープ」について語ってみようと思います。

第二次大戦中に実戦投入された軍用車両

「ジープ」は、1941年から実戦に投入開始された小型四輪駆動車がその元祖とされています。連合国軍の軍用車両として広く運用され、高い耐久性と優れた走行性能で多大な成果を挙げています。

結果、小型四輪駆動車の有用性は世界中で認知され、軍用・民生用を問わず世界的に普及することになりました。

「ジープ」は小型四輪駆動車の代名詞に!

第二次大戦後、「ジープ」の名称は製造メーカーのウィリス・オーバーランド社が商標登録していましたが、メーカーの合併や買収で商標権は転々としました。しかし、「ジープ」は単なる固有名詞に留まらず、民生・軍用を問わず、クロスカントリーカーから小型軍用車両の代名詞的な存在となり、未だに語り継がれています。

レストアされたウィリス「ジープ」とトレーラー

今回紹介するのは、2010年にレストアされた1943年製のウィリス「ジープ」と1944年製の牽引トレーラーになります。やはり「ジープ」をレストアするのであれば、トレーラーも必須としたいのは世界共通のようですね。

ディテールを紹介

排気量2.2リットル、4気筒エンジンを搭載。3速マニュアルトランスミッションを介し、最高出力60hp、最大トルクの105lb-ftとなっています。最高速度は決して速くはありませんでしたが、とにかくタフさがウリでした。

この車両は当時の車両を忠実にレストアしただけに、エンジンもオリジナルで、グレードアップされているところはありません。

シャベル、斧、ライフルラック、弾薬箱、キャプスタンウインチ、ジェリー缶、トレーラーといった具合に小物に至るまで、当時の姿を再現しているところに魅力を感じますね。

この車両はオークションに出展される予定で、落札価格 3万5,000〜4万5,000ドル(日本円にして約372万〜約478万円)を期待しているとのことです。ミリタリー好きからビンテージカー好きまで、どちらも食いつきそうな一台だけに、もしかしたら高値落札となるかもしれませんね。

参考 – HiConsumption

K.Y

K.Y

スーパーカーやバイクなどの乗り物と音楽と洋服が好きなガテン系中年ライター。どんなものでも中身はハイテク外見はローテクが理想のカタチである。