【超個人的】高速道路からの眺め日本一はココだ!

高速道路は移動距離を稼ぐのには大変有効だ。下道だけでだと1日で300キロも走るとかなりの時間が経ってしまうが、高速であれば我がボロバイクでも500や600キロは走れる。さほど高速道路とは便利なものだ。だがしかし、高速道路の風景というのがいけない。どこを通ってもぱっとしない。

どこも同じような景色になる

そりゃ、民家の少ない山の中に道路を作ってきたのであろうから、どこも同じようになる。それは分かる。当然そうなるはずだ。が、しかし、バイクで長時間走っていると眠さに襲われたり、ともかく歌いまくって喉が嗄れたりと何かと辛い。

そんな時に退屈を吹き飛ばすような、目が覚めるような景色が出てこないか…と考えても、行けども行けども山ばかり。或は防音壁ばかり。たまに海が見えたかと思えば「もういいよ」と思うほどに変わり映えしない海ばかりが続いたりする。

なかなかの景色を見せてくれる場所もある

そんな高速道路にも、なかなかの景色を見せてくれる場所もある。例えば東京から東北道をひたすら北上し青森を目指している時、飽き飽きしてうんざりした頃、盛岡あたりで出現する岩手山はゴールも近いという安心感も加わり、その雄大な姿は何かしら胸に響くような景観である。山陽道の長い長い変わらない景色の途中で、唐突に現れる宮島の鳥居もなかなかにいい。

ゴールデンウイークのすっかり初夏気分での旅に出た時、関越トンネルを抜けると両脇に雪が高く残っている。特に素晴らしい景色などではないが、11キロにも及ぶトンネルは本当に「国境の長いトンネル」なんだな…と感慨が湧き上がる。

超個人的「日本一眺めの良い場所」

高速道路にもそうした良い場所があるのだが、超個人的「日本一眺めの良い場所」を勝手に特定させていただくと、それは何と首都高速C1なのである。とは言っても首都高速から見る夜景などではない。旅から帰り、東京の夜景を見ると、こちらも個人的にはがっかり気分しか湧き起らず、良い思い出などない。

では、首都高のどこにそんなに良い景色があるのかといえば、期間は1週間ほど限定だが、まさに今の時期。C1外回りで三宅坂ジャンクションを過ぎ、千代田トンネルを潜り抜けた千鳥ヶ淵が、超個人的日本一の景観場所だ。皇居のお堀沿いにびっしりと咲き誇る桜の美しさはどれほど渋滞していようとイライラなど吹き飛ぶし、旅に出る時で、その先に常磐道や東北道に向かう途中なら最高の見送りになり、良い旅になりそうな予感にワクワクしてくる。

桜が咲き誇る、出来れば晴れた日の明るい時間に千代田トンネルを抜けて見て欲しい。絶対に見ても損することのない景色が、一瞬だけだが目の前に広がるハズだ。

オオモリシゲユキ

オオモリシゲユキ

バイク・アウトドアが大好きな放浪ライターと書くと格好良いがただのオヤジライター。加齢臭気にしつつ今日もバイクで走ります。得意分野は外見に似合わず文章