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iPhoneの弱点!装甲の脆弱性を完全カバーする防弾ケース

iPhoneの弱点!装甲の脆弱性を完全カバーする防弾ケース

今日びスマホと言えば、日本では「iPhone」のことを指すと言っても過言ではないだろう。日本でこれだけiPhoneのシェアが拡大したのにはデザイン性、データ処理性能やUI/UX、値段…諸々の理由があるのだろうが、ここでは関係ないので割愛しよう。

問題としたいのはiPhoneの最大の弱点である装甲の脆弱性についてである。iPhoneは50口径ライフルで撃つと壊れるという脆弱性がすでに指摘されている。下手をすると銃弾はおろか、弓矢ですら貫通しかねない貧弱なモバイルである。象が踏んでも壊れること請け合いだ。

こんな体たらくだから、「胸ポケットにiPhoneを入れていたお陰で命拾いしたぜ…」などといったエピソードも決して存在しない。スティーブ・ジョブズ氏ともあろう男が、こんな弱点を見逃すとは…嘆かわしい限りである。

しかし、そんなiPhoneの脆弱性を嘆いていたのは筆者だけではなかった。何とこれらのiPhoneの弱点を完全にカバーする、最強のiPhoneカバーがすでに発売されていたので紹介しよう。

 

50口径(12.7mm)弾の直撃を想定して設計された史上最強のiPhoneケース

iPhoneの弱点!装甲の脆弱性を完全カバーする防弾ケース

新潟県三条市に居を構える有限会社マルダイは世界で最も重く、そして硬い、最強のiPhone用ケースを発売していた。その名も「1インチ装甲ケース」である。このiPhoneケース、何と50口径(12.7mm)弾の直撃を想定して設計されているというのだから驚きだ。

ちなみに通常、拳銃でよく使われる口径が38口径であり、50口径(12.7mm)は機関銃のレベルである。それを想定して作られたとは、まさに史上最強のiPhoneケースに相応しい仕様と言えよう。それでは製品の詳細について触れてみよう。

  • 組立時寸法:138mm×81.8mm×39.6mm
  • 重量:2.1kg
  • 販売価格:54,000円(税込・送料無料)

 

仕様を見るだけでも頼もしいことこの上ない

「1インチ装甲ケース」の名に恥じることのない、立派な仕様である。通常のケースに比べると、ややサイズが大きくなることもあり、諸々諸注意点も多数、存在する。記者などは頼もしいと惚れ惚れするばかりなのだが、注意点をホームページから抜粋してみよう。

  • 危険ですので、慎重に取り扱ってください。足の上に落とすと確実に大ケガします。
  • 実用性はまったくありません。使いにくい等のクレームは受け付けません。
  • 使用の結果発生した如何なる損害にも、製造者、販売者は一切の責任を負いませんのでご了承ください。通話、動作確認はiPhone4、iPhone4Sにて実施をしております。
  • 重いので、両手で持って通話してください。
  • 置くだけでテーブル面などにキズをつけるほどの硬さです。布などを敷いて置いてください。
  • 液晶パネルの操作は問題ありませんが脇のボタン類は細い棒などで操作してください。
  • 保護レンズはアクリル製です。予備のレンズが付属しているので、割れたり大きな傷がついたら交換してください。
  • アルミカバー、保護レンズには耐弾性はありません。
  • 万が一被弾した場合、外観に異常が無くても、アルミカバー側の変形破損、装甲プレートの劣化の可能性があるので使用を中止してください。
  • 被弾後のiPhoneの動作は保証しません。
  • 装甲プレートに関する技術的な質問にはお答えできません。
  • 18歳以上の方の使用を推奨します。小さいお子様には触らせないでください。
  • 濡れたら分解して十分に乾かしてください。放置しておくと重大なダメージにつながります。
  • 装甲プレートの色ムラは仕様です。

 

片手で持てないのは不便だが、命には変えられない

なるほど、確かに少しばかり実用性には難があるのかもしれない。しかし、何よりも尊い命がかかっているのだ。僅かばかりの不便を嘆くよりも 「1インチ装甲ケース」に命を預けたいというのが人情なのではないだろうか。

しかし、「1インチ装甲ケース」は果たして本当に50口径弾に耐えられるのか? と疑問を抱いた方も多いことだろう。実際にそれを試したという動画があるので紹介しよう。

 

いいニュースと悪いニュースがあるって一度は使ってみたいセリフだ

このチャレンジを行ってくれたRichard Ryan氏。これまでにもiPadやiPhone、Galaxy S IIIなどいろいろなものを50口径弾で撃ち抜いてきたという強者である。果たして「1インチ装甲ケース」が仕様通り50口径弾の直撃に耐えられるのか?

離れた台の上に、「1インチ装甲ケース」を装着したiPhoneをセット。撃つのは背面側の装甲部分だ。使用される銃はバレットM82。湾岸戦争などでの使用実績がある大型のセミオート式狙撃銃だ。弾丸は見事、「1インチ装甲ケース」に命中。

Richard Ryan氏は遠くまで吹っ飛んだiPhoneを拾って「いいニュースと悪いニュースがある」とハリウッド映画のようなセリフを吐く。いいニュースは「1インチ装甲ケース」は見事に弾丸の貫通を防いでいたというもの。そして悪いニュースは衝撃で吹き飛んだiPhoneは画面にヒビが入って起動はできなくなってしまったというものだ。

 

悪いニュースはもう一つある

結果的に50口径弾に撃たれたiPhoneは壊れてしまった。しかし、銃弾の貫通だけは防げたのだから、謳い文句にウソはなかった。さすが世界に冠たる日本製品である。しかし、散々いいニュースばかりを伝えてきたこの記事だが、最後に悪いニュースを伝えなければならない。この「1インチ装甲ケース」。対応しているのがiPhone4/4Sのみなのである。

恐らくiPhone5/5S及びiPhone6にも50口径弾で撃たれると壊れるという脆弱性は改善されていないだろうから、やはり「胸ポケットにiPhoneを入れていたお陰で命拾いしたぜ…」とはいかないわけである。

 

長らく虐げられてきたであろうiPhone4/4Sユーザーにはオススメしたいアイテムである。その際は、是非とも胸ポケット忍ばせておくことを強く推しておこう。

 

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参考 – 有限会社マルダイ、Youtube : Bulletproof iPhone case vs 50 cal bullet! Tech Assassin – RatedRR Richard Ryan – 50 cal iPhone

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