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これぞ質実剛健!受注生産専門の老舗レザークラフトショップ「CAP」

これぞ質実剛健!受注生産専門の老舗レザークラフトショップ「CAP」

ベルトからチェーンが繋がったウォレットと言えば、今ではバイク乗りだけではなく、一般的にも普通に使われるようになっていますが、もちろん、これはアメリカから入ってきた文化の一つだ。

 

もっと丈夫なウォレットを

一人のバイク乗りがいる。40年近くハーレーに乗り続けているその人は、日本で流行る前からアメリカ製のチェーンウォレットを愛用していたが、その質は最低で、革がすぐに破れるなど、”安かろう悪かろう”を地でいくようなものばかり…。

それならば自分で作ってみようと思い、”サドルレザー”を素材に用いて、ウォレットを手縫いしたのが30年以上前のこと。それがCAPの誕生の瞬間となった。

 

不便はないのでネットもない

目黒の山手通り沿いにある「CAP」は受注生産専門のレザークラフトショップだ。旧いハーレーが目印で、看板はドアに掛かった小さなものだけ。自身もバイカーである店主が手縫いで作るアイテムは多くのファンを生み出し、CAPの革製品だけで良いと、身の回りの必要な革製品すべてを注文した人もいるほどだ。

今時ホームページもなく、注文は実際に足を運ぶか電話で。支払いも直接渡すか現金書留という方法以外にはない。こだわりなどではなく、昔からその方法で特に不便もないから、そのまま続けているのだという。

一人で全てのプロダクツを製作するので注文数が多すぎても追いつかず、バイクで旅をする時間もなくてはならないので、それが丁度良いスタンスなのかもしれない。

 

これぞ質実剛健!受注生産専門の老舗レザークラフトショップ「CAP」

これぞ質実剛健!受注生産専門の老舗レザークラフトショップ「CAP」

質実剛健な作りはシンプルだが考えつくされている

 

辿り着いた素材は

30年以上作り続け、現在はサドルレザーではなくアダルトな雰囲気のイタリアンレザーを使用。

使用する革が変化したのは質の良さが一番の要因だが、バイク乗り全体が歳を重ねているので、どんな場面でも大人の持ち物として使えるということも考えられている。もちろん、質実剛健な作りは変わらない。

何故この革なのか。何故金具の使用が少ないのか。CAPに行けばその理由がわかるだろう。30年以上バイク乗りに信頼され続けたアイテムは本当にカッコいい。

 

CAPの詳細

これぞ質実剛健!受注生産専門の老舗レザークラフトショップ「CAP」

住所:東京都目黒区下目黒3-4-2ジャルダン目黒103

TEL:03-5721-8957

定休日:火曜日(旅やバイクを愛でるための不定休あり)

 

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