久しぶりにクラウドファンディングサイト「KICKSTARTER」から最新モビリティ情報についてご紹介いたします。
今回は、どこから見ても普通の自転車にしか見えない超軽量電動アシスト自転車「Maxwell EP0」です。
超軽量な電動アシスト自転車
こちらは、アメリカはニューヨークの「Maxwell Motorbikes(マックスウェル・モーターバイクス)」が発表した電動アシスト自転車「Maxwell EP0」。特筆すべきは、電動モーターを搭載しているにもかかわらず重量11.8kg〜14kgと、とにかく軽量であるという点。普通の”シティーサイクル(別名:ママチャリ)”が大体14〜15kgなので、非常に軽量であることがお分りいただけるでしょう。また、市販されている一般的な電動アシスト自転車の重量が20kg〜25kgであることも考慮しても、非常に軽いのです!
さらにペダリングの際のアシスト力は約3倍の力に増強されます。最高速は約32km/h、連続航続距離は16~24kmとなっており、バッテリーも約1時間でフル充電されます。
スタイリッシュなデザイン
電動モーター及びバッテリー部分を軽量化するということは、電動アシスト機構を小型化することにもつながります。よって、自転車本来の軽快さを損なうことなく、スタイリッシュなルックスを維持できているのです。
具体的にどの部分に搭載しているかというと、クランク上の三角形の部分。この小さなガゼットの中にモーター、バッテリーなどの電動ユニットがすべて詰まっているのです。
また、フレームサイズはもちろん、変速機の有無などもカスタムオーダーメニューも順次進めていくが、さしあたって、現段階では最もシンプルなシングルギアのモデルのみで、定価は1,800ドル(約22万円)を予定しているとのこと。
現在クラウドファンディングサイト「KICKSTARTER」で資金募集中ですので、シングルギアは1,300ドル(約16万円)、2段ギアは2,500ドル(約30万6,000円)、9段ギアは2,800ドル(約34万円)というキャンペーン価格で購入可能となっています。さらに5,000ドル(約61万円)で、あなたの体型に合わせフルカスタムオーダーができます。
とはいえ、2段ギアにしただけで30万オーバーは、ちょっと高すぎるような気がしますね。自分でも変速機つけて多段化できそうですし…。
いかがだったでしょうか。電動アシスト自転車といえば、日本企業のお家芸とまではいかなくとも、かなり得意ジャンルですので、マックスウェルのようなスタイリッシュな電動アシスト自転車も作れてしまうのではないでしょうか。
そこには、日本の道路交通法や製品耐久性など、様々な条件をクリアしなければならないので製品化がされていないのかもしれませんが、日本企業の巻き返しにも期待したいものです!
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参考 – KICKSTARTER、Youtube : Maxwell Motorbikes Kickstarter Video