ローラースケートも移動手段として優れていますが、路面の状態によって走れたり走れなかったりといった具合に、コミューターとして不安定な部分があることも否めません。ポーランド人発明家のJack Skopinski氏が公開した「電動オフロードローラーブレード」は、そんな不安定な部分を払拭し、街の舗装された道路だけでなく、ダートの上も自在に走行できる優れものです。
最高時速15kmで最大20kmの距離を走る
この「電動オフロードローラーブレード」は電池駆動式となっています。ローラー部分にはゴム製のキャタピラが装着され、悪路の走破性も高いです。両側のブーツには、それぞれ350WのDCモーターが搭載され、最高15km/hの速度で、最大20kmの距離を走ることができます。
オン・オフロードを自在に走り抜ける
プロモーションビデオを見ると、「電動オフロードローラーブレード」を履いて、オン・オフロードを自在に走り抜けている様がわかります。なお、コントロールは手元にある有線のリモコンで操作できるようになっています。
重量は両足で5kgと結構重い…
電動のキャタピラで自在に走れる「オフロードローラーブレード」。非常に便利に思われますが、問題点が二つほどあります。
まずは価格面。1,400ドル(約15万4,000円)と、近距離用のコミューターとしてはそれなりに高額となっている点です。さらにもう一つの問題点ですが、「電動オフロードローラーブレード」は両足で5kgもの重量にもなるという点です。持ち歩くにはちょっとばかり重たいかもしれませんね。
今後、従来の8輪のローラーブレードに合わせて改良する計画もあるようですが、現段階ではこれらの問題点は残されたままのようですね。それでは最後に動画をご覧ください。
いかがだったでしょうか? 確かにオン・オフ、どちらも軽快に走っていることがおわかりいただけたと思います。問題点はあれど、それを遙かに凌駕する魅力を備えた「電動オフロードローラーブレード」。
キャタピラの走破性に男心をくすぐられますね。キャンプなどのアウトドアでこれを履いて、快適なトレッキングを味わってみたいものです。
参考 – Youtube : Electric off roaad rollerblade 4 、rollerblade、Off-road rollerblades