これはユニーク!ボートに乗ったままダイビングが楽しめる「カモノハシクラフト」

「水中をゆうゆうと移動して、海や湖の中の景色や生き物を眺めて楽しみたい」…そんなダイビング好きがなんと、シートが水中に沈んだまま移動できるボートを開発。とっても気持ち良さそうな乗り物なので、紹介してみましょう。

ボートのセンターが丸ごと水中へ

フランスの開発チームがテスト中のこのボート、名前は「Platypus Craft」。ちなみに、playtypusとはカモノハシのことです。ご存じ、水中を優雅に泳ぐオーストラリアに生息する愛くるしいほ乳類からネーミングを取っています。

platypus-demo-st-tropez-june-6

上は最終生産モデルのデザインで、下が現在テスト中のプロトタイプの写真です。

platypus-demo-st-tropez-june-1

生産予定モデルのスタイルは、かなりラグジュアリーなイメージですが、プロトタイプはちょっとエクストリームな感じがしますね。個人的には、プロトタイプのままでも十分かっこいいんじゃないかな? なんて思います。

水上を移動するときは、見た目は普通のボートです。移動するための動力は、9.9馬力を発揮するマーキュリー製ガソリンエンジンを2基搭載していて、平均速度は15ノット(約27.7km/h)になります。

Platypus_7

注目は、水中ドライブモードの時。なんと、船体中央のシートが丸ごと水中に沈むのです。シートは前にドライバー1人、後ろにも人が乗れるようになっていて、プロトタイプは2人乗りですが、市販版では5人乗りになる予定です。

専用マスクを被れば空気が供給される

platypus-demo-st-tropez-june-10

そして、そのまま水中をドライブ。写真では、ドライバーやパッセンジャーが酸素ボンベを背負っていないので、「息が続くの?」と心配になった方もいるかもしれませんが、大丈夫です。専用のマスクを被れば、船体内に装備したエアコンプレッサーから空気が供給されるので、長時間の水中ドライブも快適なんです。

platypus-demo-st-tropez-june-16

プロトタイプのPVがあるので、実際の潜水シーンなどを見てみて下さい。

どうです? とっても気持ち良さそうでしょう。

ちなみに、シートの上げ下ろしは油圧システムで制御されているので、とってもマイルドな動きです。これなら、重たい人が乗っても大丈夫ですよね。

2016年中に発売!?

platypus-demo-st-tropez-june-8

このカモノハシ・クラフト、製品版は長さ2.24m、幅5.8mのサイズになる予定です。フレームなどには、軽量で剛性が高いアルミ素材を使用しています。動力は、よりエコな電動モーターとリチュウムポリマーバッテリーのセットを選ぶことも可能です。

発売は2016年中を予定、価格は15万ユーロ(約1,680万円)から。

かなりいいお値段ですが、海やダイビング大好きな人には注目ですね。どうです1台?

参考 – PLATYPUS CRAFTGroundbreaking underwater exploration craft nears production(Gizmag)、Youtube : Platypus Craft Teaser

平塚直樹

平塚直樹

バイクやクルマ系雑誌の編集を経て、フリーライターに。最近は、チャリから宇宙ロケットのネタまで幅広く執筆中。愛車は隼。最新テクノロジーと映画、猫好き。