速さと美しさを両立するイタリアン・バイク、”ドゥカティ”。同社の代名詞は、1970年代前半から続くLツインエンジンを搭載したスーパースポーツ・モデルです。
当サイトでは、実車については……
創立90周年を迎えた2016年に発売されたアニバーサリーモデル「1299 パニガーレS Anniversario」や……
公式発表!ドゥカティ「1299 Panigale R Final Edition」はSBKの歴史に燦然と輝くドゥカティ・ツインの最後を飾る!
「1299 パニガーレ R Final Edition」をご紹介しています。
「1199 パニガーレS トリコローレ」のプラモデル!
さて、今回ご紹介するのは実車ではなく、タミヤのプラモデル。「1/12 オートバイシリーズ No.132 1/12 ドゥカティ 1199 パニガーレS トリコローレ」です。
全体のシルエットは勿論ですが、オーリンズ製倒立フロントフォークやブレンボキャリパーなど、モーターサイクルに詳しくない方が写真を見たら、実車と勘違いしそうな精巧な造りでございます。さすがは世界のタミヤ!
プラモデルの精巧さが分かるよう、実車の写真も掲載しておきましょう。
これらが実車の「1199 パニガーレ S トリコローレ」。イタリア建国150周年を記念して製作された限定生産モデルです。カウル類は緑、白、赤のイタリア国旗カラーで仕上げられています。
搭載するのは伝統のLツインエンジン。排気量は1,198cc、最高出力は195馬力を発揮します。レースで培った技術を投入したメカニズムによる高性能な走りこそが魅力。サスペンションやブレーキなどに電子制御機構を盛り込み、サーキットでのラップタイムを自動的に記録して様々なデータを取り出すことができるDDA(ドゥカティ・データ・アナライザー)+など、装着可能なオプションパーツをすべて装備したスペシャルバージョンです。
プラモデルのディテール!
さて、タミヤのプラモデルに戻ります。
当然のようにLツインエンジンを搭載。オーリンズ製リヤショックのみならず、ステップ周りやエグゾースト、それにラジエーターからのホースなど、実車そのもの、といった出来栄えです。
当然のようにプラモデルでも、ドゥカティのスーパースポーツ・モデルのアイデンティティである、片持ち式スイングアームを採用。
タイヤはトレッドパターンもリアルに再現された合成ゴム製。レーシングスタンドが付いています。
TFTカラー液晶を採用したメーターパネルはスライドマークで再現。ミラー面はインレットマークを使用して鏡面を表現しています。
サイドカウルは極小ビスにより取り付けられ、完成後も脱着可能。別売の「ドゥカティ1199 パニガーレS フロントフォークセット」が使用可能です。
この別売りのフロントフォークセットとは、より完成度を高めるディテールアップパーツセットのこと。モデラーではない筆者からすると、現状でも充分だと感じるのですが、この別売りセットは……
- ゴールドアルマイト仕上げのアウターチューブやリザーバータンク
- インナーチューブはゴールドメッキの真ちゅう製
- フォークボトムと電子制御用ワイヤ基部はプラスチックパーツ
- ブルーアルマイトのフォークトップ
- ブラックアルマイトのアウターチューブエンド
- ブレーキディスクのフローティングピンもアルミ製
というコダワリの逸品なのだとか……。
この組み立てキット、完成後のサイズは、全長173mm、全幅67mm、全高93mmとコンパクトであり、飾っておくのにも良さそう。
しかも!実車とは異なり車両本体価格(消費税込み)は4,320円と、お安くなっています。既に12月16日に発売されていますので、タミヤさんの通販サイトから即購入可能!
年末年始にチャレンジしてみては如何でしょうか?