自転車にはいわゆる「ウィンカー」がないので、右や左に曲がることを周りに知らせたいときは腕を突き出したりして合図する。そのせいで一瞬バランスを犠牲にするわけだ。
しかし、悲しいことにそんな犠牲もほとんど意味をなさないことが多い。暗い夜道や悪天候時はまずムダだ。
ポンとタップしてターンを決めろ
その点UK発のギア「WingLights」は、他のあらゆる乗り物によって効果実証済みの手法を、あなたの自転車に取り入れることができる素晴らしい製品だ。
使い方は簡単で、あらかじめハンドルの両端にあるカバーを磁石のついた部品に替えておき、走りだす前にそこに「WingLights」をセットすればいい。
「ウィンカー」を出したくなったら1回だけポンと叩く。すると、非常に視認性の高い黄色いLEDの光(いかにも「ウィンカー」らしい色の)が放たれる。曲がり終わったところでもう一度ポンと叩けば消灯だ。
防水、耐衝撃仕様で、電池は1セット3ヶ月もつ。取り外しも簡単なので、バッグや腰にマグネット付き専用キーホルダーをつけておけば、降車時にさっと付け替えられて盗まれる心配もない。また、価格も約22ドル(2600円)と買いやすい金額なので、1セット購入してみてはいかがでしょうか。
参考 – GearHungry、CYCL
Writer:
岸本明子