暑い季節の到来である。そうなれば食べたくなるのは冷たい物と相場は決まっている。
涼を求めて川下りにでも、秩父長瀞方面はツーリングスポットとしてこれからの季節は多くのバイク乗りが走りに向かうだろう。道も良く、運が良ければ蒸気機関車と並走出来る、走って最高の秩父長瀞方面。美味しいものも沢山あるので、グルメツーリング派にも嬉しい。
蕎麦、味噌豚丼、わらじカツと名店が目白押しだが、その中でも夏といえばココ「阿左美冷蔵」! 天然氷を使用した絶品のカキ氷は、全国からファンが押し寄せる聖地とも呼ばれている。
明治23年創業、天然氷で作られたカキ氷は、ふわふわな食感、口の中で瞬く間に溶けていく喉越しなど、普通のカキ氷とは全くの別物の美味しさだ。それだからこそ夏の休日ともなれば3時間待ちもあるほどの盛況ぶり。
あの噂は本当なのか検証してみた
6月の梅雨の晴れ間、日曜日の11時。もはや長蛇の列で1時間待ちの列に並ぶ。
警備員の方の情報によると、昼ご飯時は列が少なくなり、食事後にデザートを食べに一気に列が増えるらしいので12時前後が狙い目かもしれない。
実は今回列に並んでも食べたかったのには噂の検証をしてみたかった一面もあった。
その噂とは。「天然氷はがつがつ食べても頭がキーンと痛くならない」である。
本当なのだろうか。
今回は7人で来店し検証してみた。
氷の食感、口溶けは噂通りの絶品である。オススメの「秘伝蜜」は和三盆を使った上品な味で氷自体の素材を邪魔しない。美味い、良い食感、なのだからがつがつとかき込むのは簡単だ。見た目は非常に多いが女性でも普通に食べられるのは、やはり天然氷だからこそか。
で、結果である。
7人中3人は「頭キーン」にしっかりとやられた。どうやらあれは天然とかではなく、冷たい物ならなんでもなるようである。残念。しかし美味さは本物、是非一度お試しを。
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参考 – 阿左美冷蔵