中外製薬のテレビCMでも有名な、彫刻家Theo Jansen(テオ・ヤンセン)氏が制作した、風力で動作する芸術作品「ストランドビースト」。今回は、こちらにインスパイアされて制作された、電動ドリルを動力としたキモカワイイ二足歩行風ロボットをご紹介いたします。
ドリル・パワード・ウォーキング・マシン!
木工家具職人であるIzzy Swan(イジー・スワン)氏が作り上げたこちらのロボット(?)は、なんと電動ドリルの力で歩く(走る・動く)乗り物なのです。名前は無いようで、公開されたYoutubeの投稿タイトルは「ドリル・パワード・ウォーキング・マシン」となっています。
何がすごいかというと、動力源の電動ドリルはもちろん、外装が全て木製パーツを使用し、スワン氏がすべて手作りしているという点です。
外装はどう見ても金属製に見えるため、にわかに信じがたいのですが、製作過程を見ると確かに木製なのです。
シルバーに塗装されているので、金属製に見えるだけなのですね。
さすがにギアボックス内は金属パーツが使用されていますが、そのパーツ類もすべてスワン氏の手作りです。
確かに動力源は20Vバッテリーで動作する電動ドリル、しかも1丁のみ!
パラソルをさせば、エレガントな歩行(走行?)が可能です。
キモカワイイそのルックスと動きには、子供も興味津々!
テオ・ヤンセン氏の芸術作品「ストランドビースト」に似ているかどうか、動きのコミカルさは是非動画でご覧ください。
いかがだったでしょうか。
スワン氏によると、167kgの荷物または人を乗せて歩行(走行?)が可能とのことですが、20Vバッテリーの電動ドリル1丁では限界があるのでは?と思います。
とはいえ、クリエイターとして底知れぬ可能性を感じずにはいられません。次回作にも期待したい!
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参考 – Youtube : WOW!!! Incredible drill powered walking machine!、Think Woodworks