関越道と連絡する大泉JCTから三郷南ICまでの約34kmが開通している「外環自動車道」。現在、中央道や東名高速へ向かう(湾岸道路までは現在予定路線)方向に工事が進められている。
計画としては大泉JCTのすぐ近くに設定されている「目白通りIC」から青梅街道に繋がり…
西武上石神井駅とJR西荻窪駅の間に設けられる「青梅街道IC」へ。そして…
井の頭線の三鷹台駅と中央自動車道の間に設けられる「東八道路IC」を通過して中央JCTに接続。
中央自動車道からは東名JCTまで一気に行けるようになるのだ!
大泉から中央道&東名高速まで繋がれば、環八の渋滞はかなり軽減されるだろう。実際、昔よりも都心部自体は郊外へ向けてズンズン拡大してきているワケだし、環八よりも外側に配置される環状線の役割は大きい。
土地問題をどうするかは、平成19年に「高架方式」から「地下方式」に都市計画を変更した。つまり地下トンネルで繋げることになった。一体、どうやって掘るのかは下記の通り。
工法には堀削機で地中を掘った直後に外壁パネルを設置&組み立てる「シールド工法」で行われる。とは言え、シールドマシンはこれから作られるものだし、その前にまずは地中70mを目指して縦穴を施工しているところだ。
我々の知らぬ地中でゴリゴリと地中が掘り進めていくようだが、とにかく完成が待ち遠しくてならない人は多いだろう。なにせ現状としては、東名ICを降りてから環八で大泉JCTを目指すと約1時間かかるわけだが、外環が繋がれば約12分で行ける計算なのだから!
参考 – 東京外かく環状国道事務所
Writer:
NANDY小菅