アニメなどでは主人公と行動をともにする、マスコットキャラ的な動物の姿が描かれることは多い。現実にそれをやることがいかに難しいかは、ペットを飼った人ならばわかってくれることだろう。
ところが、本当にそういったマスコットキャラを同行させて仕事を行なっている人がいるというので紹介したい。
愛猫MJとともにフィラデルフィアを走り回る
アメリカ、ペンシルバニア州フィラデルフィアでメッセンジャーとして働くルーディ・サルディアさん(25)は、毎日、愛猫のメリージェーン(メス)こと”MJ”を肩に乗せて走り回っているという。
MJって、マイケル・ジャクソンじゃなくて、つのだ☆ひろの方だったのか。
『ポストマン パット』に憧れて始めた猫配達
MJは生後間もなくルディさんの肩に乗り、いつまでも肩の上に乗り続けたという。もともと『ポストマン パット』という、主人公が猫を連れて回るアニメに傾倒していたルディさんは、それならばと、MJを肩に乗せて配達をする訓練を開始した。
最初は短い区間からスタートし、徐々にその距離を伸ばし、今では40km圏内まで一緒の配達できるようになったという。
「オーマイゴッド!」と驚かれるMJとの配達
最初は皆、「オーマイゴッド!」と驚くそうだが、概ね好意的な人が多く、ほとんどの人がMJを撫でに近づいてくるとか。ただし、MJはキジトラ振りを発揮する猫らしく、気難しいようで抱っこはルディさんにしかさせないのだとか。
MJもメッセンジャーの相棒として楽しんでいる
気になるのは、MJは本当にメッセンジャーの相棒を楽しんでいるのかというところだが、彼女は肩の上に乗りながら風を切るのが大好きで、右肩から左肩、左肩から右肩へと移動しながら楽しんでいるという。
ルディさんは今後、配達の範囲を160キロメートルまで拡張したいということだが、果たして実現できるのか? ルディさんとMJの活躍に期待したいところだ。
画像 – RDaily Mail Online