1972年製モト・グッツィV7がピカピカに!レストアされた極上のビンテージバイク

今回ご紹介するこちらの車両、実はカスタムバイクじゃないのです。正真正銘のビンテージ・モト・グッツィ「V7」を、しかも素人がコツコツとレストアして仕上げたのです! いやはや、よくここまでキレイに仕上げたものですね。ムチャクチャかっこいい!

ってことで、この車両がどのような過程を経てレストアされたのかをご紹介いたします。

元祖Vツインのモト・グッツィ「V7」がベース

ベースとなったのは、イタリアのバイクブランド、ご存知モト・グッツィの1972年製「V7」。排気量703ccのVツインエンジンを搭載した、現行のV7の元となっているバイクです。

オーナーは、ドイツ・ベルリンを拠点に活動しているプロカメラマンのセブン・ウェドマイヤーさん。紹介している写真も彼の作品なのですが、どおりでキレイに撮れているわけです。ビンテージバイクが大好きで、「ゆっくり走りながらバイクと対話するのが至上の喜び!」というマニアさんです。

各部をポリッシュ仕上げ

画像を見ていただけば分かる通り、エンジンやフロントフォーク、ホイールなど、どこもピカピカ! まるで新車のようです。

オーナーのセブンさんは、お父さんがリペアショップを経営していたけれど、自分はカメラマンになってしまったものだから、エンジニアの修業は一切していません。しかし、知り合いのプロショップが沢山あり、いろんな人に手伝ってもらってこのバイクを仕上げたそうです。

例えば、ホイールはビンテージのBMWを扱っている地元のアーバンモーターというショップに手助けしてもらい、ポリッシュ仕上げに。スポークも全てワンオフで製作してもらっています。

ステンレス製のマフラーはアーマーモータープロダクト製、シリンダーヘッドカバーやステップなども、ホイール同様にポリッシュ仕上げにし、ご覧の通りの美しい輝きを放っています。

ペイントでオリジナリティを

唯一、カスタム的なフィニッシュは外装のペイントです。タンクやフェンダーなどには、フォードのフォーカス(クルマですね)で使われている、ヴィニャーレ・ブルーメタリックをチョイス。光が当たる角度などで陰影が変わる見事な色合いが、このバイクのフォルムをよりスタイリッシュに魅せることに成功しています。

また、ホワイトのピンストライプやタンクのMOTO GUZZIの赤いロゴはハンドペイント。これらにより、このバイクにオリジナリティも演出し、全体でとてもオシャレに仕上がっています。

オーナーのセブンさんは、実際にこのバイクで街乗りやツーリングもするそうです。

ビンテージでも「やっぱりバイクは乗ってナンボ!」という、バイク好きとして”ホンモノ”の心意気を感じます。

参考 – Oldtimer: Sven Wedemeyer’s lustworthy Moto Guzzi V7(BIKE EXIF)
平塚直樹

平塚直樹

バイクやクルマ系雑誌の編集を経て、フリーライターに。最近は、チャリから宇宙ロケットのネタまで幅広く執筆中。愛車は隼。最新テクノロジーと映画、猫好き。