懐かしくも新しい!80年代耐久レーサーをモチーフに製作されたドゥカティのレーサー

最近、クラシカルなイメージを打ち出したモデルが流行しています。日本メーカーではネオレトロ路線のデザインが美しいヤマハが顕著ですが、海外勢ではトライアンフ「ボンネビルシリーズ」のほか、ドゥカティ「スクランブラー」やBMW「R nineT」が注目を集めています。

そこで今回は、空冷ドゥカティ「モンスターM900」をベースにして、80年代の耐久レーサーをモチーフに製作された、クラシカルな耐久レーサーを紹介しましょう!

Radical Ducati Monster900M 耐久レーサー

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製作者はフランスに本拠地を置くドゥカティのスペシャリスト「Radical Ducati」。ここで紹介するレーサーだけでなく、公道仕様のドゥカティ・カスタムを数多く手掛けています。

このマシンでは、軽量フライホイールの組み込みを含めたエンジンのフルオーバーホール、キャブレターはFCR41に、クラッチはEVR製品に変更したうえで、同じドゥカティの上位モデル用パーツを流用しながら各部モディファイを進めました。

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このマシン最大の特徴は、同社オリジナルのロケットカウル&ガソリンタンクです。1970年代後半に世界中のサーキットを席巻したドゥカティの耐久レーサーを彷彿とさせるデザインに、胸が熱くなります。

なお、このマシンをオーダーした場合は、ガソリンタンクの素材を自身で選ぶことが可能です。質感や軽量性、耐久性を考慮しながら、アルミ、カーボン、グラスファイバーなど自由にで選択できます。もちろんシングルシートも同社オリジナルで、形状の変更もできます。

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フロントフォークは、同じドゥカティ「749S」用。フロントリムは「モンスターS4RS」用に変更。フロントブレーキはDiscacciati製品をチョイス。ヨーロッパではレーサーにも使われる高性能パーツです。クラシカルな耐久レーサーらしさを醸し出す二眼のヘッドライトは穴あけ加工を施したアルミ製ブラケットにより固定しています。

Radical Ducati Monsterのディテール

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デジタルメーターはイタリアのメーカーAVIACOMPOSITIの「EVO2」をチョイス。フロントパネルはカーボン製で軽量化を図りつつ、ボディはポリカーボネートを用い耐久性も充分。

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リアショックはExtreme Shox製品をチョイス。これによりドゥカティ「999」のリアホイール移植が可能になりました。

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懐かしくも新しい雰囲気を醸し出すRadical Ducatiの耐久レーサー、いかがでしたでしょうか? ドゥカティのスペシャリストらしく、流用パーツを多数用いることで、違和感なくポテンシャルを高めていましたね。

この魅力的なカウル&シート+ガソリンタンクは、パーツ単体での販売も可能だそうです。興味を持たれた方は、同社ウェブサイトよりコンタクトしてみてくださいね(フランス人なので多少英語に難アリです…)。

参考 – Radical Ducati

Reggy

Reggy

オートバイ系雑誌・書籍編集をする傍ら、自転車輸入販売業として起業。得意ジャンルは自転車(子ども車・子ども乗せ・クロスバイク)・オートバイ・自動車・アウトドア。