スケベイス…便器!? どちらの電動スクーターがお好み?

ハンガリーを拠点とするベンチャー企業Antro(アントロ)社が製作した「Moveo(モヴィオ)」は、ちょっと面白い電動バイクです。だって、折り畳んで持ち運びができるんですよ。でも、ちょっと問題が… 。

「Moveo」は2016年に新型が出たんですが、その前のモデルが「スケベイス」、現行モデルは「便器」っぽいんですよ。とても便利だけど、ちょっと恥ずかしい…そんな気になる電動スクーターの新旧モデルを紹介します。

中型キャリーケース並みになる前モデル

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前モデルは、元々コンパクトです。ホイール内に電動モーターを内蔵したインホイールモーターを採用し、車重も25kgと超軽量。フル充電で35kmの距離を走行可能で、最高速度は45km/h。ですが…色といい、丸みを帯びたカタチといい、あの”スケベイス”を想像してちょっと乗るのが恥ずかしいです。

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でも、コンパクトに折りたたむと恥ずかしくはありません。なんと、中型サイズのキャリーケースくらいの大きさになるのです。なので、例えば、自宅から最寄り駅まで乗っていき、たたんで電車に乗ることもできますし、街中にあるお気に入りのカフェなんかにちょっと立ち寄るのもラク。駐車スペースを気にすることなく、どこにでも行けちゃうのです。

より大型になった新型

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2016年に入ってモデルチェンジした新型が上です。サイズは少し大きくなったようです。容量の拡大などでより大型のバッテリーが必要だったんでしょう、その分フル充電で走れる距離は35kmから50kmに伸びています。

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もちろん、新型も折りたためます。折りたたんだときの大きさは、中型から大型のスーツケースくらいになっちゃいましたけど(折りたたみ時のサイズは全長83cm×全幅55cm×全高106cm)。ボディはすべてカーボン製で、重さは45kg。前モデルの25kgよりは重いですが、大型化したワリには軽いようです。

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スクーターの時のスタイルは、個人的にこちらの方が好きです。ただし、今度はたたんだ時のスタイルが、どこか便器っぽいんです。今度は携帯する時が恥ずかしい。う〜ん、世の中うまくいかないですね。

 渋滞や大気汚染の解消のために開発

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ところで、なぜこういった乗り物を考えたんでしょう?

それは、世界中の大都市で最近問題となっている、渋滞や排気ガスによる大気汚染の解消のためなのです。そのために、エコな電動のスクーターやEV(電動自動車)が最近注目されていて、スマートモビリティなどと呼ばれているのです。日本でもトヨタやホンダなどが開発しているので、聞いたことがある方もいるかもしれませんね。

そうなんです、「Moveo」はそんなすごいスクーターなのです。間違っても”スケベイス”とか”便器”なんて呼んではいけないのです(って言ったのは筆者でした、すみません)。

総合的に見ると、個人的にはそんなに長距離を走れなくても、コンパクトになる前モデルの方が好きです。”あのイス”っぽいデザインや色も、見慣れればきっと恥ずかしくなくなると思いますし。

便器とイス…さて、あなたはどちら派ですか?

参考 – Moveo

平塚直樹

平塚直樹

バイクやクルマ系雑誌の編集を経て、フリーライターに。最近は、チャリから宇宙ロケットのネタまで幅広く執筆中。愛車は隼。最新テクノロジーと映画、猫好き。