事故った時に自動で連絡!BMW「Intelligent Emergency Call」で助かる命がある!

バイク好きの方なら、きっと出先での転倒や事故など、嫌な思い出の一つや二つありますよね? 「スマホで助けを呼べば?」というのは浅はかというもの。重大な事故の時には、自分で助けを呼べないのですから。

そんな重大事故時に役立つのが、BMWモトラッド(ドイツ本社) が発表した新サービス「Intelligent Emergency Call」、略して「eCall」です。既にBMWの自動車用としてサービスが開始されている「eCall」システムを、2017年に出荷するオートバイからオプションとして使用できるようになるのです(まずはドイツ、続いてヨーロッパ各国)。

「Intelligent Emergency Call」とは?

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これが「eCall」のシステム図。転倒または事故時、バイクに装備されたセンサーがそれを検知して、自動または手動で発生場所を通信ネットワークを通じてコールセンターに知らせて、いちはやく助けを求めることができます(救急車両の出動要請など)。

事故・転倒用センサー、通信用モジュールをバイクに搭載

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これがバイクに搭載されるパーツです。事故・転倒を察知するセンサーと通信用モジュール、それとスイッチ脇に装備されたコントロールスイッチから構成されます。

実際の「eCall」作動には3つのパターンがあります。それぞれのパターンについて見てみましょう。

「eCall」が作動する3つのパターン

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  1. 酷い転倒・重大な事故。この場合、即座に自動でコールセンターに連絡します。バイクに装備されたオーディオを通じて、救急車両が到着するまでの間、コールセンターとの通話によりケアされます。
  2. 軽い転倒。この場合、転倒から25秒後にコールセンターに連絡が行きますが、ライダー自身がこれをキャンセルすることが出来ます。
  3. ライダーが手動でコールセンターを呼ぶ場合。仲間の事故や事故現場に遭遇した場合に使います。上の写真の”SOSボタン”を押すことでコールセンターと接続。状況を説明したり、助けを求めることができる、というわけです。

非常に魅力的であり、社会に求められそうな「eCall」ですが、日本での導入は未だ発表されていません。しかし、是非とも導入していただきたいものです。さらに言えばBMWという一企業だけでなく、二輪業界が一丸となって、こういったサービスを提供してくれたら、私たちライダーにとっては嬉しい限りです。

参考 – BMW Motorrad International

Reggy

Reggy

オートバイ系雑誌・書籍編集をする傍ら、自転車輸入販売業として起業。得意ジャンルは自転車(子ども車・子ども乗せ・クロスバイク)・オートバイ・自動車・アウトドア。